ビタミンAの効果・効能

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ビタミンA

ビタミンAといえば「目」という位に世間に知られているビタミンですが、実は、他にもいろいろな効果効能があることをご存知でしょうか?今回は、そんなビタミンAのお話しをさせていただきます。

ビタミンAとは?

ビタミンA とは、レチノール、レチナール、レチノイン酸と、その誘導体のことを指す総称となります。ビタミンAは、脂溶性ビタミンに分類され、化学名では、レチノイドといいます。

レチノール

動物性食品に多く含まれ、そのままビタミンAとして作用します。豚レバー、ウナギなどに含まれています。肝臓に貯蔵されています。

プロビタミンA

生体内でビタミンAに転換される物質ことをまとめてプロビタミンAといいます。カロテノイドがプロビタミンAとしては、よく知られています。

カロテノイド

カロテノイドは、黄~赤色をした動植物に存在する天然色素の総称です。ニンジン、カボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜などに多く含まれています。

●α-カロテン…抗酸化作用は、β-カロテンの10倍強いとも言われています。ビタミンAの前駆物質としては、β-カロテンに劣るといわれ、ビタミンAへの転換率もβ-カロテンの半分といわれています。黄色の色素でニンジン、カボチャになどに多く含まれます。

●β-カロテン緑黄色野菜などに多く含まれ、最も多く自然界に存在するといわれます。β-カロテンの特徴は、摂取したβ-カロテンが体内でビタミンAに変化し、ビタミンAの効果を発揮するという点です。ただし、全てではなくて、必要な場合にのみビタミンAに転換されるのです。

●β-クリプトキサンチン…温州みかんに特異的に多く含まれています。体内蓄積期間が他のカロテノイドよりも長いのが特徴です。

目への効果

ビタミンAの効果の中でも一番良く知られているものですね! ビタミンAには、目の健康を守る効果があります。角膜や網膜の細胞を正常に保つ働きや、涙の量を調整する、疲れ目や視力の低下を防ぐ働きなどがあります。目が光を感じるのに必要な網膜の主成分をロドプシンといい、ビタミンAとタンパク質からできています。ロドプシンは、暗い場所でもわずかな光に反応して分解されます。視細胞の中で、電気信号をつくり出し、それが脳に伝わることで暗くても見えるようになるのです。ロドプシンは、のちに再合成されますが、ロドプシンの主成分は、ビタミンAですので、その際にはビタミンAが必要不可欠になります。そのために、ビタミンAが不足するとロドプシンの合成量が少なくなり、夜盲症になることがあります。

ビタミンA

皮膚や粘膜への効果

ビタミンAには、上皮細胞の代謝を活発にして、免疫機能を高める効果があります。上皮細胞とは、皮膚や粘膜などの上皮組織を作っている細胞のことです。直接、外部と接触している部分になり、皮膚の表面をはじめ、粘膜の細胞の全てのことをいいます。(鼻、口、のど、食道、胃腸など)ビタミンAは、十分摂取することにより、この上皮細胞を活性化させます。皮膚や粘膜の働きをアップさせますので、体の外部からの病原菌やウイルスの侵入をガードする効果があります。また、新陳代謝が良くなることで肌も元気になります。肌のハリ、ツヤなどの美肌効果にも期待が持てるのです。

抗酸化作用による効果

活性酸素は、過剰に発生してしまうと健康な細胞まで酸化させてしまいます。それが原因となり、老化やガンなどを引き起こしてしまいます。しかし、ビタミンAには、抗酸化作用があるために、摂取することにより、体内の酸化を防いでくれるのです。活性酸素が発生すると、細胞の遺伝子を傷つけてガンを引き起こします。動脈硬化の大きな原因のひとつになる、悪玉コレステロールを増やします。これらの要因の素となる活性酸素を阻止する働きをするのが抗酸化作用になります。

胎児との関係

β-カロテン(ビタミンA)は、胎児のDNAの細胞分裂などの成長にも関与しているらしいですね。ただし、妊娠中は、植物性のβ-カロテン(ビタミンA)の方を摂取することが推奨されています。動物性のレチノール(ビタミンA)を妊娠中に過剰摂取することは副作用が起きる可能性があるようなのでご注意ください。

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まとめ

子どものころに、「ニンジンを食べないと鳥目になるぞ~」と学校の先生がしつこく言っていたのを思い出しました。私にニンジン=ビタミンAのイメージが出来てしまったのも小学校の時にしつこく聞かせられていたからかも?子どもの頃からニンジンは大好物でしたのでそんなことにはなりませんでしたけど……。というよりもニンジンが食べれなくても他にもビタミンAがたくさん入ってるものはありますので実際に鳥目になったという話しは、私のまわりでは聞いたことがないですけどね!今、思えば学校の給食の栄養バランスってよく考えられてたなと思います。

~今回の記事のつづきは、こちらへどうぞ~

ビタミンAを含む食品と摂取方法

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