ビタミンCの過剰摂取と不足

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ビタミンC

健康や美容に効果があるとして有名なビタミンC。そんなビタミンCはコンビニ等でも飴やドリンクで気軽に買えて摂取できますね。しかし、気軽に摂取できるにしても何事にも限度はあります。果たして摂りすぎたり少なすぎたりした場合、身体にはどのようなことが起こるのでしょうか。ビタミンCの過剰摂取と不足について纏めてみました。

・ビタミンCの適切な量

ビタミンCとは水溶性のビタミンで、コラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。人間の身体のたんぱく質の30%はこのコラーゲンでできています。皮膚、粘膜、血管、筋肉、骨などにはコラーゲンが必要なので、ビタミンCは生命維持になくてはならない栄養素とっていいでしょう。しかし、酵素が不足しているため、人間は身体の中でビタミンCを合成することができません。ですから、必ず食物や飲料などからビタミンCを摂取しなくてはならないのです。しかもコラーゲンに欠かせない栄養素と聞くと目が離せないですね。

厚生労働省が発表した、一日の食事から摂取するビタミンの推奨量は100mgとなっています。しかし、残念ながら調査によると、日本人は平均して男性で一日に92mg、女性なら96mgしか摂取できていません。

また、ビタミンCは妊娠中なら110mg、授乳婦なら145mgが一日に必要だとされています。妊娠中や授乳中は意識的にサプリメントなどでビタミンCを補ったほうがいいでしょう。その他にも喫煙や飲酒をされる方や、日頃ストレスが多く感じている人はビタミンCが消費されていますので多目に摂取するのをお勧めいたします。因みに美肌目的でしたら2000mgは必要と言われています。

・ビタミンCを過剰摂取すると

ビタミンCは水溶性なので、食べ過ぎてしまってもほとんどは尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。基本的に一日1回に5000mgを超えない限りは副作用などは起こらないと言われています。5000mgを超えてしまうと下痢や腹痛を伴うようになります。5000mg以上を長期にわたって摂取すると、吐き気などがでます。それ以上の量の摂取を継続していると、肝機能が低下し、尿路結石が起こることがあります。”痛みの王様”と言われている尿路結石になると、尿道に結石ができ、おしっこをする際にも激痛が走ります。結石が大きいと薬で除去できず直性取り除かないのいけないので手術が必要となります。                               ビタミンCを摂取し過ぎたと思ったら尿と一緒に排出されやすいのでお水などを多く摂取して排出しても良いでしょう。また初期段階の下痢や腹痛程度なら、過剰摂取をすぐに止めて一日ほど経つと自然と治まります。

ビタミンCはたくさん摂れば摂るほど健康効果や美容効果に期待がもてるものではありません。一日の摂取量を守り、それを毎日継続していることが大切です。

・ビタミンCが不足すると

ビタミンCにはいろいろな健康効果や美容効果があります。ですから逆に不足すると身体のあちこちで不調が発生するので、必ず適切な量を摂取するように心がけましょう。

不足すると以下の症状が現れます。
1.壊血症

コラーゲンが生成できなくなり、血管がもろくなるので、ちょっとした刺激で身体のあちこちから出血するようになります。

2.骨粗しょう症

知らない人も多いかもしれませんが、骨にもコラーゲンが必要です。ビタミンCが不足すると、骨がスカスカになります。

3.免疫力の低下

ビタミンCが不足すると鼻や口の粘膜も弱くなるので、簡単に体内に悪い物質が入り込むようになります。風邪などが引きやすくなります。

4.老化が加速

コラーゲンが不足するので、当然お肌の老化も進みます。またビタミンCはメラニンの生成を抑えてくれます。

5.肌荒れ

肌の弾力や潤いにはコラーゲンが欠かせません。ビタミンCが不足すると、ニキビなどの肌荒れも起きやすくなります。他にも肌の痒み等も出ます。

6.貧血

ビタミンCはそのままでは身体に吸収されない鉄分を、身体が吸収しやすいヘム鉄に変える働きがあります。不足すれば、身体が鉄分をうまく吸収できなくなるので、血を作ることができなくなります。

7.ストレス

ビタミンCはストレスに効果的な栄養素です。ビタミンCが不足するとストレスからの回復がわるくなります。

まとめ

ビタミンCはサプリメントの中でも気軽に摂取できる1つでもあります。しかし普段の食事からでは不足気味なので、不足気味と思う人は少し気を使ってビタミンC入りの飴や飲み物、サプリメントを摂るのも良いでしょう。また少し多めに摂っても問題ないので、風邪気味とかの場合は過剰摂取までにならない程度に摂るのも良いでしょう。

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