ウコンの肝臓への効果

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ウコン

ウコンは、肝臓に良い食品だという認識がなんとなく広まりつつあります。しかし、なぜウコ

ンが肝臓に良いとされているのか、その理由については、いまいちよく理解していないという

方も多いのではないでしょうか?また、肝臓に対してどのような効果があるのかなども具体的

には知らないという方もいらっしゃることでしょう。今回は、このウコンの持つ肝臓への効果

についてご説明いたしましょう。

肝臓にはどんな働きがあるのか?

沈黙の臓器とも言われる、肝臓の主な働きとしてあげられる3つの機能は、代謝と解毒、そし

て胆汁の分泌になります。代謝とは、食事から摂取した糖やたんぱく質などの栄養素をエネル

ギーなどに変えることをいいます。解毒については、老廃物や薬品、アルコールなどを分解し

て解毒する働きを指しています。また、肝臓では胆汁を生成して分泌する働きもあります。胆

汁が正常に分泌されることによって、消化吸収が正常に行われ、不要なものは排泄されること

にもつながるのです。胆汁はコレステロールや中性脂肪を消費しますので、結果としてこれら

を減らし適正な数値へと導いていく効果もあるのです。肝臓は沈黙の臓器と言われるだけあっ

て痛みなどの症状を出すことがあまりない為、肝臓に異常があっても気付かず、異常に気付い

たときには病気がかなり進んでいることがあります…定期的に健康診断を受けて肝臓の数値を

チェックするのが対策の1つでもあります。

ウコン

ウコンと肝臓との関係性は

ウコンは、この肝臓の働きを正常化したり、もしくは機能を改善してくれる効果があるとされ

ています。特に、アルコールなどを大量に摂取して、疲労が蓄積してしまった肝臓や傷ついて

しまった状態から回復するのに効果的だといわれています。これが、ウコンが二日酔いに良い

とされているゆえんです。これは、ウコンの持つクルクミンというポリフェノール成分による

効果になります。ウコンに含まれるクルクミンを摂取することにより、胆汁の分泌が増え、結

果として肝機能を高めることにつながるのです。肝機能が高まり、正常に機能している状態で

あれば、アルコールの代謝も上がり二日酔い防止につながるほか、デトックス効果も期待でき

るのです。因みにアルコールの代謝の90%以上が肝臓で行われています。

疾患のある方は利用時に注意が必要

一方、肝臓に深刻な問題を抱えている人の場合、ウコンなどを過剰に摂取するのは危険だとさ

れているケースもあります。これは、ウコンに含まれている鉄分が原因だとされています。中

には、過剰摂取が原因で、肝機能が低下して死に至ったケースもあるのです。

また、C型肝炎や肝脂肪、NASHと呼ばれる非アルコール性脂肪肝炎などを患っている方も、ウ

コンを摂取し続けることによって、症状が改善しない場合や肝臓がんへと発展していく可能性

もあるため注意が必要です。このように、肝機能の向上にも効果的で、健康に良いとされてい

るウコンであっても、場合によっては肝臓に負担をかけてしまうケースもあるのです。病院な

どで診察を受けている場合には、必ず医師と相談のうえで利用するようにしましょう。

まとめ

二日酔い防止や改善対策として肝機能をサポートしてくれる有名なウコンですが、ウコンを摂

り過ぎても肝臓への負担が掛りますし、肝臓が良くない人には悪影響を及ぼすので注意が必要

ですね。アルコールを飲み過ぎないのが一番かもしれません。

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