シトルリンの効果・効能

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シトルリン

スーパーアミノ酸ともいわれているシトルリンですが、その効果・効能には、どんなものがあるのでしょうか?男性の精力増強作用があるともいわれていますが本当でしょうか?早速見ていきましょう!

シトルリンとは?

シトルリンは、日本で1930年にスイカから発見された成分です。含有量の差はありますが、ウリ科の植物にはほとんど含まれています。アミノ酸の一種となり、尿素回路を構成している化合物のひとつになります。また、学名では、citrullus vulgaris(シトルラス ブルガリス)といいます。シトルリンという名の由来は、この学名から来ているそうです。日本でシトルリンが食品成分として利用可能になったのは、2007年8月からになり、それまでは、医薬品としての扱いをうけていました。しかし、欧米では以前から医薬品としてもサプリメントとしても利用されていたそうです。

シトルリンは、人の体内で合成が出来る物質です。アミノ酸には、人の体内で合成できる非必須アミノ酸と体内での合成は、できない必須アミノ酸とに分けられます。シトルリンは、体内で合成出来ますので非必須アミノ酸の方になります。また、通常のアミノ酸は、体内においてタンパク質の構成要素となりますが、シトルリンはタンパク質を合成しません。このような形態のアミノ酸のことを遊離アミノ酸といいます。遊離アミノ酸は、タンパク質との結合をせずに、一つのアミノ酸の状態で肝臓や筋肉などの組織内にとどまらずに血液中にも存在して体内を循環しており、何れかの組織内のアミノ酸が不足した場合に備えています。 しかし、組織内の遊離アミノ酸が過剰になった場合には、血液中に放出するという働きもあります。

シトルリンには、立体異性体のL体とD体との二種類が存在します。動植物の体内に存在しているのは、L体のLシトルリンになります。Lシトルリンには、多様な効果が期待できる上に害がないといわれる為に、スーパーアミノ酸といわれるようです。また、一般的にシトルリンといえば、このLシトルリンのことを指します。シトルリンとLシトルリンは、同じ物になります。

シトルリン

どんな効果があるのか?

シトルリンの最も注目すべき効果は、血管と血液に対する働きではないでしょうか?シトルリンは、体内で分解合成を行う時には、一酸化窒素が生成されます。一酸化窒素には、血管を柔らかくしなやかにしたり、拡張したりする働きがあります。これにより様々な効果に期待がもてます。血管が柔らかくしなやかになると血栓が出来にくくなり、拡張により血管が広がれば、当然ですが血流が良くなり血液もサラサラになります。動脈硬化や心筋梗塞などの血管に関わる病気の予防や改善などをはじめ、高血圧、脳梗塞、心臓病、静脈瘤などの予防や改善に対しての効果にも期待が持てます。更に血流がよくなることにより、冷え症やむくみや肩こりの改善にも繋がります。血管は、年齢とともに劣化していきますので高齢者の方の健康維持にも良さそうです。

また、シトルリンには、高い抗酸化作用もあるといわれています。抗酸化作用とは、体内の活性酸素を抑える働きのことですが、過剰になった活性酵素は、細胞の働きを鈍らせたり、老化の原因にもなり、身体に様々な悪影響を与えると考えられます。シトルリンは、抗酸化作用により、紫外線による乾燥などを予防し、コラーゲンの過剰分解を抑制するなど、年齢と共に失われる肌のハリやツヤなどを維持するアンチエイジングの効果にも期待できます。

そして、男性が気になる効果!精力剤としてはどうか?ですが、シトルリンには精力増強作用があるといわれています。血流の改善により、体全体に血液が行き渡れば自然と男性のペニスへも血液が行きわたり維持力などが良くなるようです。つまりは、血流量増加による勃起の効果に期待がもてるかも?というところでしょうか?

詳細はこちらへ~シトルリン:男性への効果~動脈硬化

まとめ

シトルリンの効果の基本となるものは、血管拡張作用によるものなのですね!とてもお勉強になりました。色々なサプリメントの配合成分などを見ておりますと、どちらかというとシトルリンは、相乗効果を狙った成分として配合されていることが多いですね。そいうのを見ているとそれぞれの長所を本当に上手く組み合わせてあり、面白いなと感心してしまいます。

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