コエンザイムQ10:還元型と酸化型の違い

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コエンザイムQ10のサプリメントは現在2種類に分けることができます。一つは還元型、もう一つは酸化型です。還元型と酸化型には違いがあります。コエンザイムQ10還元型酸化型違いを纏めてみました。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10とは、肉類や魚介類などの食品に含まれている脂溶性の物質で、細胞の中にあるミトコンドリアに存在しており、生命活動に必要なエネルギーの大部分をつくり出してい補酵素で別名ユビキノンと言われています。またコエンザイムQ10は”ビタミン様物質”としてビタミンに似た働きをしていることからビタミンQとも言われてます。

コエンザイムQ10が欠乏すると、エネルギーの生産力が低下し、疲れやすくなったり、肌の老化現象や免疫力の低下、肩こりや冷え性など原因となります。コエンザイムQ10は加齢や食生活によって減少してしまいます。20歳代をピークに40歳以降は急激に減ってしまいます。コエンザイムQ10は食品からも摂取できますが摂取目安(30-300mg)を食品から摂取するにはかなりの量を食べないといけないのでサプリメントに頼る必要があります。コエンザイムQ10のサプリメントは2種類あり、還元型と酸化型とあります。

還元型

コエンザイム

体内に存在しているコエンザイムQ10は殆どが還元型(血中では95%以上)で還元型として体内でコエンザイムQ10本来の効果として働きます。

還元型の特徴としては
  • 還元型は摂取した後、体内で還元型に変換する必要が無く吸収が早い
  • 単価が高い
  • 活性酸素を除去できるコエンザイムQ10は還元型のみ

下記に酸化型について纏めてありますが、加齢とともに体内で還元型に変化させる能力は低下してくるので、高年齢の方や、酸化型で効果が体感が出来ない方は還元方がお勧めです。

酸化型

コエンザイム

コエンザイムQ10の殆どのサプリメントは酸化型です。元々酸化型のコエンザイムQ10は製造された直後は真っ白で還元型ですが、時間と共に酸化しやすいため殆どのサプリメントは酸化型なのです。酸化型は体内では小腸から吸収される過程で電子を与えられ、還元型に変化されて初めて体内に吸収されてコエンザイムQ10としての効果が発揮されます。デメリットして変換する為、還元型と比べて即効性が無いのと、酸化型のコエンザイムQ10の全てが還元型に変化されるわけでなく一部だけです。

還元型コエンザイムQ10のサプリメントと比べると比較て単価が安いので気軽に摂取し易い事と、若いうちは(40代以前は)体内で還元型に変化させる能力が高いので酸化型でも十分と言われています。

還元型・酸化型の差

大学とコエンザイムQ10のメーカーがマウスを使った共同研究結果によると、”何も与えない””酸化型コエンザイムQ10サプリメントを与える””還元型コエンザイムQ10サプリメントを与える”と分けて実験を行ったところ、5週目目から差が開き、10週目まで何も与えないマウスよりも酸化型・還元型ともに与えたマウスの方が圧倒的に元気がよかったのですが、10週目を過ぎたころから酸化型コエンザイムQ10を与えていたマウスは急激に衰え始めたのに対して還元型コエンザイムQ10を与えていたマウスは衰えもなく元気だったと言う研究結果が報告されています。マウスの10週目は人間でいう40歳前後である為、40歳過ぎてからは還元型の方が効果があるとみられています。

まとめ

コエンザイムQ10は食品からだけの摂取は大変なため、サプリメントで摂取することが多くなるのですが、状況によって還元型か酸化型を選んで摂取するのが良いでしょう。40歳過ぎてからの人や激しいスポーツなどをする人は効率よく摂取できる還元型が良いかもしれません。

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