オリーブオイルの効果・効能

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どこの家庭にもあるオリーブオイルは、油と言っても身体に良い油の1つです。美容などにも

効果があると言われている油でもあります。そんなオリーブオイル効果・効能を纏めてみ

ました。

オリーブオイル

オリーブオイルとは、モクセイ科オリーブ属の常緑樹であるオリーブの木に実る果実から採れ

る油です。オリーブの種類は500種類を超える品種があり、トルコ南部、地中海に面した地域

が原産地とされています。日本では小豆島で生産されています。地中海地域では10月下旬から

2月上旬に果実が収穫されます。果実には、甘みが強いものや、アーモンドのような独特な香

りを持つものなど、品種、気候、土壌、収穫時期、摘み方によって特徴が異なり、得られるオ

リーブ油の風味も様々です。

種類

オリーブオイルの種類は主要生産国が加入する国際オリーブ協会 IOC=International Olive Councilで規定されています。

ヴァージンオリーブオイル

オリーブの実だけを原料とし、化学的な方法や高熱での処理を行わず、他の性質の油を一切含んでいないもので、風味や香りについてはIOCで認められたテイスターによってブラインドテイスティングされた結果で4種類に分けられます。

  • エキストラヴァージンオリーブオイル

風味・香りともに完ぺきで、酸度が0.8%以下のもの。

  • ヴァージンオリーブオイル

風味・香りともに完ぺきで、酸度が2%以下のもの。

  • オーディナリーヴァージンオリーブオイル

風味・香りともに良好で、酸度が3.3%以下のもの。このまま食用として販売するためには、その国の基準(=日本であればJAS)をクリアしていることが必要。

  • ランパンテヴァージンオリーブオイル

風味に問題があり、酸度が3.3%を超えるもの。ランプ用に使われていたことからこの名がつけられた。IOC規定では、食用にはできないため、精製オリーブオイルや工業用油の原料となる。

精製オリーブオイル

ランパンテなどのヴァージンオリーブオイルを精製(脱酸・脱臭・脱色などの処理をすること)したもので、 酸度が0.3%以下のもの。

オリーブオイル

精製オリーブオイルにヴァージンオリーブオイル(ランパンテヴァージンオリーブオイルは除く)をブレンドし、酸度を1%以下にしたもの。

オリーブ・ポマス・オイル

ヴァージンオイルを搾った後の残りカスに残留している油分を、有機溶剤を使って 抽出したオイル。成分も異なり、 IOC規定では”オリーブオイル”と表示してはいけないもの。工業用であり、食用油ではない。 ただしこれを精製し、酸度を0.3%以下にした場合、その国の基準をクリアしていれば、食用として(もちろん「オリーブオイル」とは名乗れない)販売可能。

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効果・効能

オリーブオイルは悪玉(LDL)コレステロールを減らし、動脈硬化や心疾患を予防するといわれるオレイン酸を多く含んでおり、また植物性スクワランやビタミンEなどの有効成分も含んでいます。

  • コレステロールの低下作用

乳製品や動物性脂肪など、コレステロールを多く含む食品を長期間摂り続けていると肥満や動脈硬化、糖尿病、高血圧など生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールが血液中に増加してしまいます。オリーブオイルに含まれているオレイン酸には、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させる効果があるといわれています。

  • 抗酸化作用

脂肪は酸化すると、さまざまな病気の原因となる活性酸素と結合して遺伝子の本体であるDNAを傷つけ、がんや脳血管障害、心臓病、糖尿病などの原因となります。オレイン酸は酸化しにくい脂肪なので、がんや生活習慣病などを予防する効果が期待できます。オレイン酸以外にもビタミンEやポリフェノールなど活性酸素を抑制する栄養が豊富に含まれています。

  • ダイエット効果

オリーブオイルの約7割を占めているオレイン酸は、脳の視床下部にある満腹中枢に働きかける作用があります。食事の1時間前にオリーブオイルをとることで、満腹感が起こりやすく無理せず食事の量を減らすことができるそうです。

  • 整腸作用

オレイン酸は小腸で消化吸収されにくい性質を持ち、腸に刺激を与えて動きを活発にし、便秘を解消する効果が期待できます。便秘がちな方は毎食前にスプーン1~2杯程度のオリーブ油をとると良いといわれています。

  • 美肌効果

オリーブオイルの色素成分であるクロロフィルは、体内の毒素を排泄するデトックス作用を持っており、ニキビや吹き出物などの炎症を鎮める働きがあります。中海地域の女性はエキストラバージンオリーブオイルを使って乳液などをつくり肌に塗っています。

  • 動脈硬化、心疾患を予防する効果

オリーブオイルに多く含まれているオレイン酸は動脈硬化や心疾患に効果的だといわれているデータ結果があります。ギリシャにおける心疾患の死亡者の占める割合は、すでに肥満や生活習慣病の増加が目立っていたアメリカの10%以下で、ギリシャは国民1人当たりのオリーブオイルの年間消費量もとても多く、オリーブオイルを中心の食生活が長寿と深く関わっているようです。

  • 血圧を下げる効果

オリーブオイルは、高血圧の症状に対して血圧を下げる効果があり、通常の高血圧の治療と並行してオリーブ油を加えた食事療法を行うと、血圧の改善が6ヵ月以上持続することも判明しています。

まとめ

オリーブオイルは身体に良い油ですが、オリーブオイルを選ぶ際はしっかりと品質を見て選ば

ないといけません。安いオリーブオイルには粗悪な物や偽物が出回っていると言われていま

す。同じオリーブオイルで値段に差が有るのは何かわけがあると思った方が良いでしょう。

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