妊婦が亜鉛を含む食べ物をとるべき理由

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妊婦

妊娠すると、つわりなど身体に変調が現れることがしばし見られます。それは亜鉛など必要な栄養素のバランスが崩れたことによる発現したものであり、食べ物に気をつけるなどすれば改善できます。今回は妊婦の方におすすめの食べ方についてご紹介いたします。

妊娠中に亜鉛が必要な理由

妊娠すると、つわり便秘がといった以前では見られなかった症状が急に現れます。特にそれが顕著な例は、ものをたべるときに鉄のような味がして味覚が変わるということです。その原因は亜鉛の不足である可能性が大きいです。子どももインスタント食品などの食べ過ぎによって亜鉛が不足すると、味が変に感じる味覚障害に陥りますが、それと似ています。

亜鉛とは酵素の生成に必要なミネラルであり、健康の維持に大きく役立っています。体内では代謝や酸化還元などのあらゆる化学反応が起こっており、亜鉛はそれらの源となる200種類以上の酵素を構成する重要な成分となっています。

亜鉛は胎児の成長に必要なため、特に妊婦の方はより多く摂取することが求められています。また流産の防止や免疫系の維持などにも必須な栄養素になっています。

 受精卵が細胞分裂を繰り返す時点から、亜鉛は必要なミネラルです。胎児は細胞分裂を繰り返しながら心臓や神経といった重要組織を形成していきますが、その過程に亜鉛が役立ちます。亜鉛が組織の形成や神経の発達がうまくいかず、発育不全のリスクが生まれてきます。これを防ぐためにも亜鉛はとっておきましょう。

亜鉛不足による症状

妊娠中に亜鉛が不足すると下記の症状が出る事もあります。

・食欲がない

・お腹をよく下す

・爪に白い点ができる

・抜け毛や脱毛が増える

・血がなかなか止まらない

・皮膚が荒れている

 

3項目以上当てはまる場合は亜鉛不足の可能性が強いので、サプリメントや牡蠣など亜鉛を多く含む食品をとることをおすすめします。

 

 バランスが大事

ただし、ただ亜鉛だけをとればいいわけではありません。亜鉛の過剰摂取はの吸収を妨げてしまい、鉄欠乏性貧血を引き起こすリスクがあります。また、もある程度摂取しなければうまく血液を作ることができません。

だいたい亜鉛と鉄、そして銅の摂取量は10101の割合がいいとされています。

  関連記事:『亜鉛を取りすぎると銅が足りなくなる!?』

妊娠期に摂っておきたい栄養素

妊娠中には、カロリーやタンパク質はもちろん、ビタミンAやビタミンB群、あるいはマグネシウムなどのミネラルなど様々な栄養素が必要になります。特に葉酸や亜鉛が不足すると、胎児の神経系組織の形成がうまくいかないと言われています。牡蠣やほうれん草をとると、これらの栄養素を効率的に補うことができます。

また妊娠に多いつわりには、ビタミンB6が効果があると言われています。

  亜鉛

食欲の湧かない妊娠期に

ですが、なかなか妊娠すると以前のように食べられなくなるという方がほとんどです。少量でも栄養素を多く含むものを食べるのがいいでしょう。

大豆やナッツ類は、妊娠中に必要なマグネシウムを豊富に含んでおり、他の栄養素やカロリーも多いです。何よりさほど量がありませんので、食べやすいのが妊婦の方にとって利点となります。

食欲が湧かないのは、妊娠による体内のホルモンバランスの変調が原因であり、必要以上に気にしないのが一番だと思います。

最後に

栄養バランスに気を付けるなどすれば、身体的な不調はある程度改善されるでしょう。しかし、妊娠中は元気が出ないなど精神面での不調も目立ちます。それを改善するには周りのサポートが不可欠だと思います。男性の方には妊娠の悩みが分かりづらいかもしれませんが、妊婦の方はつらい苦しみや精神的重圧を感じているものですので、ケアするように心がけてほしいです。

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