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亜鉛を取りすぎると銅が足りなくなる!?

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亜鉛

亜鉛は人体の健康に必要な成分ですが、取りすぎると様々な過剰症を招きます。有名なのが、亜鉛過剰による代謝の低迷であり、貧血や神経症状などを引き起こします。亜鉛を含んだ医薬品やサプリメントの使い方についてご説明いたします。

人体に必要不可欠な成分―亜鉛―

亜鉛は体内から活性酸素を除去して性機能を高めるといった様々な効果を持つ成分であり、不足すると味覚障害をはじめとして貧血や免疫力の低下などを引き起こします。牡蠣やレバーなどに多く含まれている成分ですが、苦手な方も多いためサプリメントなどの栄養補助食品から摂取している方もいらっしゃいます。しかし手軽に摂取できる分、取りすぎてしまうリスクがあります。

 亜鉛の過剰症                                                                 

本来亜鉛は人体に対して毒性が非常に低く、普段の食生活から過剰摂取することもないため取りすぎによる健康被害はあまりありませんでした。しかし、医薬品やサプリメントから亜鉛を大量に摂取できるようになったことから過剰症がたびたび報告されるようになってきています。

短期間に亜鉛を急激に摂った場合、吐き気やめまいといった症状が現れることがあります。その状態が継続すると、体内における銅や鉄の吸収を亜鉛が妨げるようになり、貧血や免疫障害、神経症状を引き起こします。さらに亜鉛はSOD酵素という活性酸素を除去する抗酸化酵素を作る手助けをしますが、過剰摂取によりこの活性が低くなると言われています。

亜鉛

 亜鉛サプリメントの適切な使い方

  厚生労働省が発行している『日本人の食事摂取基準2015年版』によると、1日当たりに推奨される亜鉛の食事摂取基準は1569歳の男性で10mg、女性で8mgであり、上限量はそれぞれ4045mg35mgとされています。国内で流通している亜鉛サプリメントの一粒当たりの含有量は716mg程度とかなり幅がありますので、事前に商品説明を確認しておきましょう。まれに含有量を明記していないものもありますので、注意が必要です。医療機関で処方される亜鉛が含まれる医薬品やサプリメントも、血中亜鉛濃度の基準が特に定められていません。 医師や薬剤師の方の説明を聞き、一日に必要な分だけ亜鉛を摂るようにしましょう。そのためには医薬品やサプリメントの注意書きに必ず目を通しましょう。

 

お子様にも

亜鉛の欠乏症には味覚障害が良くあげられますが、現代ではインスタント食品の食べ過ぎによる食生活の亜鉛不足が問題になっています。特に成長の著しいお子様にとって、亜鉛は毎日継続して摂取すべきだと言えるほど必要な成分です。この時期に亜鉛が足りていないと、将来的な味蕾の異常にもつながりかねません。通常の食事からでも必要な量をとることはできますが、お子様や妊婦といった方々には一日に+2mgほど必要ですので、足りない場合はサプリメントなどで補う方法もあります。

上手く使うために

インスタント食品が常態化している方など、亜鉛が欠乏している方に処方されるのが亜鉛配合の医薬品やサプリメントですが、それらを使って症状が緩和したことにより「これを飲むほど元気になる」と勘違いしてしまい、つい使いすぎてしまいがちです。

どんな健康成分といえども、とればとるほど人体に好影響を及ぼすというわけではありません。一定の効果が見られた後は、徐々に使う量を減らしていきましょう。決められた量を適切に使うことが、何よりも健康になる使い方です。医薬品などを使用する際には必ず注意書きをよく読んで、用法・容量を守って服用しましょう。

サプリメント


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