ビタミンCの効果・効能

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ビタミンC

ビタミンCはビタミンの中でも最も有名な成分といっても過言ではないでしょう。
柑橘系の果物に多く含まれている、摂取すると風邪をひかない、美肌効果がある、といった効能は周知の通りです。しかし、具体的なビタミンCのはたらきや効果・効能を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

ビタミンCの特徴

ビタミンCは人間の体では合成することができず、食品やサプリメントから摂取する必要があります。
レモンやキウイフルーツ、イチゴなどの果物に豊富に含まれる他、野菜全般に含まれていますが、
水溶性のため水に溶けやすく、熱を通すと減少するだけでなく、切ったり洗ったりするだけでも流れ出てしまいます。
出来れば新鮮なうちに生のままで食するのが、最も効率的な野菜からのビタミンC摂取法です。
ちなみに、サツマイモやジャガイモに含まれるビタミンCはデンプンに守られているため、摂取しやすいという利点があります。
ビタミンCの体への吸収率は90%と、摂取できればほとんどが吸収されますが、食品のビタミンCは調理の過程で多く失われてしまうので、体内に摂り入れるまでに工夫が必要です。
さらに、体内の様々な場面で使われるので消費率も高く、吸収しやすい割に不足しがちなビタミンです。

ビタミンC

ビタミンCのはたらき

ビタミンCは、強い抗酸化作用を持っています。
老化の仕組みには様々な説がありますが、中でも活性酸素によって細胞が酸化するという説が有名です。
細胞が酸化して正常な働きが出来なくなることにより、老化につながるという考えですが、ビタミンCには活性酸素から細胞を守る作用があります。
また、ビタミンCを摂取することで肌を健やかに保つ効果があるというのは、コラーゲンの合成に必要な補酵素としての役割を持っているからです。
コラーゲンは肌の特に真皮において、ヒアルロン酸他の成分と共に肌に弾力とうるおいを与えている物質です。
細胞を形作ったり位置を整えたり、細胞同士をくっつけたりする役目もありますので、コラーゲンが十分存在することで、丈夫な皮膚や骨、血管などを作ることができます。
一方、ビタミンCが風邪をひきにくくするというのは、免疫力を高める効果を持っているためです。
風邪などのウイルスが体内に入ってきた際には血液中の白血球がウイルスを攻撃しますが、ビタミンCには白血球を強くする作用がありますし、ビタミンC自身にもウイルスを攻撃するはたらきがあります。
また、ビタミンCには抗ウイルス作用を持つインターフェロンという物質生成促進作用もあり、抗生物質が効かないウイルスの撃退に効果を現しています。

まとめ

ビタミンCには上記の他に、ストレスの緩和、鉄の吸収を促すことによる鉄欠乏性貧血の予防、白内障の予防と改善、メラニン色素の沈着を防ぐことによるシミの予防など、非常に多くの有用性があります。

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