明日葉:カルコンの効果とは? 

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明日葉

明日葉といえば、近年は、青汁で話題ですね!その含まれる栄養成分をみれば話題になるのも納得です。特にカルコンという成分に注目がされています。明日葉を切ると出てくる黄色の液体、カルコンの効果を中心に明日葉を見ていきたいと思います。

明日葉ってどんな植物?

明日葉は、若芽を摘むと、明日にはもう芽が出ることから明日葉の名がつきました。セリ科シシウド属の多年草です。主に関東地方の周辺の海岸に自生するほか栽培もされています。(本州関東地方南部~紀伊半島、伊豆七島に分布しています。紀伊半島の明日葉は、近年、紀伊大島に移植されたものらしいです。)栽培については、八丈島や伊豆諸島などで生産がされているようですね。

明日葉

明日葉の形状は、上部の枝分かれがよく発達しており、高さは50~120cmほどまで伸びます。地下に太い根茎があります。葉は、縁に鋸葉があり大型でやや厚く光沢があり2回羽状複葉の形状で長い葉柄を持ちます。茎は、中空で円筒系、直立して高さは、1mほどになります。5~10月に淡黄白色の小さな花がセリ科に共通の複散形花序の形状につきます。果実は、1cmほどの楕円形です。

明日葉は、セリに似た香りと独特のアクがあります。葉に薬効があり、薬草としては、もちろんですが、青々とした葉は、みずみずしく、食用としても美味しくいただけます。天ぷらやゆでてさらし和えものなどにして食べると食欲増進、疲労回復、滋養強壮、高血圧予防などによいといわれます。

明日葉

薬草としては、5~7月に葉を採取して日干しにします。生の若葉も利用します。高血圧の予防、滋養強壮には、乾燥した葉20~30gを煎じたり、熱湯を注いでお茶代わりに飲むのもよいです。また、若葉を食べると乳の出をよくするといわれています。

そして何といっても明日葉の大きな特徴として葉や茎を切るとネバネバとした独特の臭いのする黄色の汁がでてきます。これこそが明日葉の有名な成分の「カルコン」というものです。カルコンは、ポリフェノールの一種ですが「黄金のポリフェノール」などとも呼ばれることもあるようです。それだけこの成分が優れているということなのでしょうね!明日葉の葉や茎には、その他にも有効成分が豊富に含まれています。

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(こちらに他の成分の詳細があります。)

カルコンとは?

明日葉のネバネバした黄色い汁の成分カルコンは、明日葉のみの独自の成分となります。カルコンは、ポリフェノールの一種でその中でもフラボノイドに入ります。カルコンは、強力な抗酸化作用を持っています。抗酸化作用により、体の酸化防止&老化を防ぐ働きがあります。また、抗菌作用による菌による炎症を防ぐ効果もあります。

水分代謝が悪いとどうしても、むくみやすくて太りやすい体になってしまう傾向があります。カルコンは、体内の老廃物を排出する働きも持っています。また、末梢血管を広げる作用と、血行促進の作用もありますので、これらの働きにより、体内の水分代謝が良くなります。老廃物というのは、血液やリンパ液に乗って、体内を巡り最終的に体外に排出されます。水分代謝を良くすることで老廃物を溜めにくい体を作ることができるのです。老廃物の排出を促すデトックス効果があるだけではありません。

カルコンには、利尿作用もあります。むくみ防止にはとても有効な効果であるといえるでしょう!カルコンは、体の巡りを良くしてくれる成分なのです。ダイエットや、メタボリックシンドロームの防止にもカルコンが有効だということが分ってきたらしいのです。カルコンは、脂肪細胞に直接作用して、脂肪の燃焼を助ける働きがあるのだそうです

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンです。カルコンが、このアディポクネチンの産生を高め、増強させることは明らかになっているようです。アディポネクチンとは、全身の血管のメンテナンスをしてくれる優れた成分で健康的な人の場合は、自身の脂肪細胞から作られているそうです。アディポとは「脂肪」という意味で、ネクチンは「くっつく」という意味です。血管の壁などにくっついて修復するという 性質があることから名付けられているようです。アディポネクチンで血管のメンテナンスを行うことにより、修復や予防ができるらしいのです。

まとめ

私には、明日葉は、ネバネバ野菜のイメージもけっこうあったりします。とても体に良い栄養がたっぷりというイメージの明日葉でしたが、カルコンという成分まで含まれていたとは!今回、カルコンについて少しお勉強して明日葉の好感度がさらにアップです!!!

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