リボ核酸(RNA)の働き

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核酸

リボ核酸と聞くと耳慣れないと感じる人もいるでしょうが、DNAと協力して身体を形成してく

れる、人体にはなくてはならない成分です。ぜひリボ核酸のすばらしい働きや能力を理解し、

不足しないよう積極的に摂取するようにしましょう。

リボ核酸は設計図を見て身体をつくる大工

化学のような難しい感じの話になりますが、核酸とは、DNA(デオキシリボ核酸=deoxyribo

nucleic acid)とRNA(リボ核酸=ribo nucleic acid)の二種類からできています。と言われ

ても…この二種類の中で、よく耳にするDNAは、身長や顔の造形、皮膚の色や爪の形まで載っ

ている、生き物の設計図のようなものです。RNAはその設計図を元に、アミノ酸を原料にして

タンパク質を合成し、身体を製造します。余談になりますが、DNAは犯罪捜査や親子の血縁関

係を調べる時などのDNA鑑定とかに利用されています。

人間の2割はタンパク質からできていて、筋肉、皮膚、髪、爪、粘膜などには欠かせません。

リボ核酸はリボース、リン酸、塩基から構成されています。塩基はアデニン、グアニン、シト

シン、ウラシルからできています。DNAも似た塩基で構成されていますが、こちらは他3つは

同じで、ウラシルではなくチミンでできています。

20歳を過ぎたら意識的な摂取が必要

人間は死ぬまで細胞分裂を繰り返します。生まれたばかりの赤ちゃんでも、老人でも髪や爪は

伸び続けますよね。これは身体の中で細胞分裂が行われている証拠です。細胞分裂には

RNA(リボ核酸)が欠かせません。つまり、われわれ人間は、生きている間は生涯リボ核酸が

必要なのです。

リボ核酸を身体の中で合成する方法は2種類あります。肝臓で合成するデノボ合成と、口から

摂取したものの中から作り出すサルベージ合成です。しかし、1から合成するデノボ合成には

手間と時間がかかります。しかも、肝機能は20歳を過ぎた頃から加齢と共に徐々に低下し始め

ます。ですから、特に20歳をすぎたら、食べ物などからリボ核酸を摂取するよう心がけなけれ

ばならないのです。

リボ核酸は魚の白子に多く含まれていますが、他にもノリ、ちりめんじゃこ、ビール酵母など

にもたくさん含まれています。しかし、食品からだけで一日の必要量を毎日満たすのは大変で

す。意識的にリボ核酸の高い食品ばかり食べていたら、コレステロール値が高くなってしまう

危険もあります。そこで、無理なくリボ核酸を摂取したいなら、サプリメントなどを利用する

のがオススメです。

因みにビール酵母に含まれているリボ核酸ですが、アルコールのビールでは殆ど含まれていな

いのが現実です。特に国内産のビールはフィルターで取り除かれています。どうやらビール酵

母が入っているとビールの品質が落ちてしまうため取り除いているようです。海外の濁りとか

があるビールでしたらビール酵母が入っているそうです。ビールを毎日飲んでるからビール酵

母を摂取できているとは思わない方が良いですね!となるとやはりサプリメントが手っ取り早

いかもしれません。

リボ核酸の効能、効果

リボ核酸は脳機能を正常に働かせる効果があります。ですから、ボケや認知症の効果に期待で

きます。また、細胞分裂を正常にしてくれるため、肌や髪のターンオーバーがスムーズに行わ

れるので、美容面においても美肌や美髪にも効果的です。シミやしわが減るので、老化防止も

できます。抗酸化力もアップしてくれるため、ストレスや紫外線や喫煙などによって身体に溜

まる活性酸素から守ってくれ、疲労しにくい身体に導いてくれます。リボ核酸を摂取して細胞

から元気にしていくのはどうでしょうか!

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