酒粕の成分・効果(レジスタントプロテイン)

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レジスタントプロテイン

古来より、酒は百薬の長ともいわれお酒は、適度に摂取すればとても体によいものです。そのお酒からとれる酒粕が美容に良いというのは、有名ですがその他にも健康に対する効果にも注目されています。酒粕には、話題の成分レジスタントプロテインも含まれているといわれます。

酒粕とは?

日本酒を醸造する際にできる副産物のことです。簡単にいえば酒を絞った後に残る白い固形物ことです。また、酒粕には、大きく分けて板粕とバラ粕の2種類があります。板粕は、平たい板状の形状の酒粕になります。料理に使用する時は、水などで溶いてから使います。(用いるものにより、だし汁、調味料など)バラ粕は、名のとおり、板粕がバラバラに崩れた状態の形状のものをいいます。そのまま使用出来るので料理などにも使いやすいです。また、酒粕は、生きた発酵食品なので腐ることがなく密閉保存すれば熟成しながら何年でも持つそうです。なぜかというと酒粕に含まれる微生物たちは自分の領域を守っているためです。他の雑菌から守ってくれる成分は、酵母菌からのアルコールと乳酸菌からの乳酸となります。

効果

成分から期待出来る健康効果

酒粕は、100gあたり227Kcal。酒粕には、三大栄養素のタンパク質炭水化物(糖質)脂質をはじめ、食物繊維(5.2g)ビタミンB1(0.03mg),ビタミンB2(0.26mg),ナイアシン(2mg),ビタミンB6(0.94mg)葉酸(170μg)パントテン酸(0.48mg)ナトリウム(5mg)カリウム(28mg)カルシウム(8mg)マグネシウム(9mg)リン(8mg)(0.8mg)亜鉛(2.3mg)(0.39mg)などがたくさん含まれています。これらの成分は、人間が生きていくために欠かせない栄養素ばかりです。また酒粕の持つこれらの成分は、栄養価の高さからビタミン剤などの医薬品にも使われています。しかし、何といっても特筆すべきなのは、レジスタントプロテインというタンパク質が含まれるということです。レジスタントプロテインは、酒を造る過程でできる変性タンパクになります。発酵することにより米よりも凝縮して含まれます。胃腸で消化されにくく食品から摂取した油や脂質を吸着して便となって排出されます。レジスタントプロテインの働きで油分を吸着し便に混ざることで便は柔らかく排出されやすくなります。同じような働きをするセルロースという食物繊維の脂質を吸着する効果を上回るといわれています。健康

レジスタントプロテインについては「レジスタントプロテインとは?話題の成分の効果」という記事で詳しく説明しております。

酒粕に含まれるアミノ酸は、量が豊富なだけではなくバランスが良いのも特徴です。酒粕は、もとは米から出来ているのですが、米とは明らかに違う風味になっています。何よりも栄養素の含有量が上がっているという点が特徴になります。酵母菌が酒の発酵する過程で働く旨味成分であるアミノ酸を急速に増やすために、数は一気に米の583倍にもなってしまいます。酒粕には、人が食物からしか摂取できない体内では生成することのできない必須アミノ酸の9種類がすべて含まれているのです。また、ビタミンB2においては26倍、ビタミンB6においては47倍にもなります。食物繊維とレジスタントプロテインは、相乗効果で腸内環境を整え、便秘や肥満の予防や改善に効果が期待できます。また、生活習慣病の予防にも繋がります。ナイアシンは、ターンオーバー能力を増強し肌トラブルだけでなく、しみやしわの予防にもなります。妊娠中の胎児にとって重要な成分でもある葉酸が豊富に含まれています。

効果

まとめ

そば、高野豆腐(凍り豆腐)と合わせて酒粕もやはり栄養成分の含有量にはおどろきますよね!話題の成分レジスタントプロテインは、便秘の方に特にオススメな成分なのでお悩みの方は、是非ともお試しくださいね!この記事の続編の「酒粕の美肌成分・効果(レジスタントプロテイン)」もよろしければご覧くださいませ。

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