レスベラトロール:メタボと脂肪に効果

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レスベラトール

メタボリックシンドロームは、既に広く知られている事ではありますが、メタボ=肥満と誤解

されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?レスベラトールは、メタボリックシンド

ロームや脂肪にも効果があるという事なので改めて見ていきたいと思います。

脂肪への効果

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群とも呼ばれ、腸のまわりや腹腔内にたまる内臓

脂肪が蓄積する事により、高血圧糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が重なって起きてい

ることをいいます。生活習慣病は、ひとつでも重篤な合併症を引き起こす疾病であり、健康面

に対しても大きなダメージを与えます。この状態のまま放置するという事は、それぞれの病気

の診断基準を満たさない予備群や軽症であっても心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を急

速に進行させてしまう可能性もあります。

●効果●

内臓周辺に脂肪が溜まることが原因となり、ミトコンドリアは、酸化などにより働きが弱まっ

てしまいます。ミトコンドリアは細胞の中で呼吸をしてエネルギーを生産しています。肺から

吸い込んだ酸素は、血液によって体内の細胞に運ばれ取り込まれ、ミトコンドリアによって糖

や脂肪を燃やす燃料として使われています。メタボリックシンドロームを改善するためには体

の代謝を良くすることが必要と言われています。レスベラトロールはそうした点でも役に立つ

ことが最近の研究でわかってきたらしいのです。

マウスを使った動物実験では、高脂肪食のマウスにレスベラトロールを投与し、レスベラトロ

ールを与えなかったマウスとで比べると体重増加が抑えられるだけでなく、血中のインスリン

値の上昇も抑えたりミトコンドリアの量も増えるという結果が出たそうです。レスベラトロー

ルは、高脂肪食による影響を少なくするのです。

ミトコンドリアは、エネルギーを燃焼させるため、量が増えて活性化すると脂肪も燃焼し代謝

が良くなります。つまり、ミトコンドリアを増やすことで、効率的なエネルギー変換を行うこ

とが可能であり、体力を増やすことにも期待がもてます。余分なエネルギーを蓄えない状態を

つくることが出来れば結果として脂肪をためにくい体となり、メタボリックシンドロームを解

消することに繋がるわけですね!これは、健康寿命をあげることにも繋がるために非常に注目

されています。

レスベラトロール

脂肪肝

脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気で働き盛りの年代を中心に増えつつあるそうで

す。肝臓の細胞の30%以上に中性脂肪がたまっている状態だと脂肪肝となります。肝臓では脂

肪酸から中性脂肪をつくり、肝細胞の中にため、エネルギーのもととして必要とされる分を放

出しています。しかし使うエネルギーよりもつくられた 中性脂肪のほうが多いと、肝細胞にた

まっていき脂肪肝となります。

脂肪肝には痛みなどの自覚症状がありません。脂肪肝になるといわゆるドロドロ血になり血流

が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養分が補給されなくなり、疲れやすい、肩がこる、頭

がボーッとするといった症状が出ることもあります。脂肪肝は、脂肪肝→脂肪性肝炎肝→硬変

→肝がんへと進行することがあります。

●アルコール性脂肪肝

アルコールが原因の脂肪肝を、アルコール性脂肪肝といいます。大量の飲酒を続けることで、肝臓に負担がかかり続け、またアルコール分解の際に中性脂肪の生成が促されるため、肝臓に脂肪がたまる原因となります。脂肪性肝炎へ進むことがあります。

●非アルコール性脂肪肝

アルコールを飲まない人でも、肥満や食べ過ぎなどにより脂肪肝になります。原因がアルコール以外の場合、非アルコール性脂肪肝といいます。非アルコール性脂肪肝炎(NASH)へ進むことがあります。アルコール性脂肪肝より重症化しやすいことがわかっているそうです。

ダイエット

●効果●

レスベラトロールには、脂肪肝などの肝障害を予防し、改善する働きがあるといわれていま

す。レスベラトロールは、赤ワインにも含まれています。世界で一番赤ワインを消費するフラ

ンス人は心臓病も肝臓病に関してもほかの先進諸国に対して良い数値が出ています。アルコー

ルの摂取量も当然多いはずですが、肝脂肪や肝硬変の患者数も少なく、ヨーロッパの中では長

寿国となっています。これも赤ワインに含まれるレスベラトロールが脂肪肝や肝硬変を起こす

リスクを低くしてくれる効果があるからと考えられています。

マウスを使った動物実験では、通常食/高脂肪・高カロリー食/高脂肪・高カロリー食+レスベ

ラトロールの3つのグループに分け高脂肪・高カロリー食を与えられたマウスは肥満になり、

肝臓が肥大化したそうです。しかし高脂肪・高カロリーの食事+レスベラトロール与えられた

マウスは、体重は増えましたが、肝臓の大きさは普通食を与えたマウスとほぼ変わらない大き

さに保たれたのだそうです。これは、2006年に「ネイチャー」という科学雑誌に発表された実

験内容となります。

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まとめ

メタボという言葉は、本当に日常会話の中でもよくでてきます。この言葉が流行したのは、

2006年でした。今が2016年なのでもう10年前もになりますね!当時は、内臓脂肪が気になり

だして漢方系の薬も飲んだりしていました。しかし、気付けば飲まなくなっており、効果があ

ったのかさえ今となってはわかりません。今回は、この話題のおかげで忘れていたメタボの怖

さを思い出しました。やはり、自分自身の生活の見直しをしないといけない時期に来ているな

と今は、反省中です……。

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