クランベリーの成分と効果

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クランベリー 

クランベリーという果実をご存知でしょうか?私が初めてこの名を聞いた時には、「ブルーベリーみたいなに良い苺でしょう?」と飛んでもない回答をしたことが今もなお記憶に新しいです。そもそもベリーの意味の解釈自体が間違っていました。英語の日常用語におけるベリーとは、小さく多肉で、しばしば食用にもなるような果実の総称だったという事実。苺とは別物でした。しかし、クランベリーとブルーベリーは、調べていくと似た部分も多いのですが成分効果には明らかな違いがあったのです。

クランベリーとは

アメリカでは、ブルーベリー、コンコードグレープと並ぶ三大フルーツのひとつとなっており、ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属で同じく北米が原産の果実です。直径が1cmくらいの楕円形の堅い果実。果皮は熟すと濃い赤色になります。酸味が強いため生食には向きません。主な用途としては、ジュース、ソース、ジャム等の加工食品となります。

元々は、クレインベリーと呼ばれていたようでクレインとは、英語で鶴。クランベリーの花が鶴の頭と長いくちばしに似たピンクの花を咲かせるのでこの名が付いたらしいです。名の由来って面白いですね。

クランベリーの歴史としては、アメリカ先住民が食料や染料などにクランベリーを用いていたらしいです。また傷の治療、泌尿器疾患、血液の解毒、胃腸障害、解熱、航海中のビタミン不足による壊血病の予防などの医薬品としても使用されていた歴史があるようです。既にクランベリーの効能は知られていたのですね。先人の方々は、本当に凄いなと感心するばかりです。

クランベリー花

注目される成分

クランベリーの成分としては、ビタミンC、キナ酸・アントシアニン・プロアントシアニジン・アルブチン・フラボノイド・カテキン・トリテルペン・シュウ酸・タンニンなどがあげられます。中でも、ポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンの含有量は非常に高く、クランベリー100gに対し418.8mgも含まれているそうです。プロアントシアニジンには、多様な構造と特性があり、様々な生理活性を持っています。その結合様式の違いから二重結合A型と一重結合B型に大別され、クランベリーはA型プロアントシアニジンを含むという点が特徴です。

プロアントシアニジン

A型の特徴は、細菌を体外に排出する抗細菌付着効果があるという点です。クランベリーは、プロアントシアニジンの含有量が他の果実よりも多く含まれ、その量はブルーベリーの2倍になるともいわれています。抗酸化力は、口内でも発揮され、現代病といわれている歯周病の原因となる細菌が、口内に付着するのを防ぐ効果が認められています。

また、プロアントシアニジンは凝縮タンニンとも呼ばれ、ビタミンCの約20倍、ビタミンEの約50倍の抗酸化力があるといわれ、コラーゲンやエラスチンと結合して、肌のダメージの補修や美白効果、しわ予防にも効果があります。高い抗酸化作用と抗炎症作用により、細菌感染や酸化による腎臓のダメージを防ぐむくみを解消する効果もあります。

アントシアニン

アントシアニンには、ビタミンPに似た働きがある事が分かっています。ビタミンPは、ビタミンに似た働きのビタミン様物質で、フラボノイドとも呼ばれています。クランベリーに含まれているアントシアニンには、抗酸化作用、眼精疲労、視力の回復効果、肝臓機能を正常に保つ効果の他にも網膜に張り巡らされた毛細血管の保護や強化作用および血液循環を向上させる効果、角膜や水晶体などに含まれるコラーゲンを安定させるなどの作用もあるようです。

カルシウム

クランベリーには、豊富なカルシウムが含まれています。その含有量は、クランベリー100gに対して8mgになります。カルシウムは、丈夫な骨や歯を作る働きをすることの他にも、精神安定という効果もあります。イライラしているとカルシウム不足といわれる事がありますよね?カルシウムには脳細胞の神経の乱れを改善して、興奮を鎮めてくれる働きがあるのです。体内で約2%の重量を持っているといわれるカルシウムは、その99%は、骨や歯を作っています。そして残りの1%は、神経や血液などで色々な働きをしています。また、筋肉の収縮を保ち心臓の動きを正常に保つなどの他にも血液を凝固させ出血を防ぐ効果もあるということです。現代の女性のなんと99%がカルシウム不足だそうです。1日に必要とされるカルシウムの量は600mgです。クランベリーと一緒にカルシウムを多く含む食品やサプリメントなどで補うと良さそうですね。

キナ酸

アカネ科の樹木キナから発見された成分で、クランベリーの実やコーヒーの種子に含まれています。キナ酸には、体内で尿を健康な状態である、弱酸性にする働きがあります。膀胱炎や尿路感染症を予防する効果があります。アルツハイマー病を予防する効果もあるそうです。

食物繊維

クランベリー100gには、約4.6gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、老廃物の排泄促進効果があります。(デトックス)老廃物をしっかりと排泄させると血液循環が良くなり冷えなども改善され、基礎代謝アップに繋がります。これもまた便秘や冷え性に悩む方には嬉しい効果です。

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まとめ

クランベリーには、思っていた以上に色々な効果があり本当に驚きました。是非とも積極的に取り入れていきたい果実だなと思いました。ただ酸っぱいものが苦手な方には、生食だと工夫も必要になりますのでサプリメントの利用も良いかと思われます。私は、サプリメント派です。酸っぱいものは、平気ですけど忙しい主婦なので手抜きがしたいという横着な理由からです。

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