中性脂肪値が高くなる原因

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運動

健康診断のチェック項目の1つである中性脂肪(TG)。中性脂肪値が高くなるとメタボリックシンドロームと認定もされてしまいます。そもそも中性脂肪値が高くなる原因は何かを知っておけば中性脂肪を付けにくくできるかと思いますので、高くなる原因を纏めてみました。

中性脂肪とは

中性脂肪とは、体を動かすエネルギー源となる物質で、トリグリセリド(トリアシルグリセロール)(TG)とも呼びます。食物から摂取された脂質は、小腸から吸収されて血液中に入り、体内の生命維持活動に利用されますが、使い切れずに残ったエネルギーは中性脂肪として、蓄えられたものが贅肉、皮下脂肪や内臓脂肪が中性脂肪です。また中性脂肪は、肝臓でも合成されており、炭水化物を多くとったり、アルコールの摂取によっても増加します。中性脂肪は蓄えられる場所によって呼び名が違います。

皮下脂肪

その名の通り、皮膚の下についている脂肪、指でつまめる部分になります。

  • 体から体温が失われないようにする。
  • 外部からの刺激や衝撃をやわらげる。
  • 女性は付きやすい。
  • 燃焼しにくい。
  • 骨格などに負担をかける。
内臓脂肪

小腸や肝臓などの臓器周辺についている脂肪

  • 臓器があっちこちに動かないように一定の位置に保つ、いわば緩衝材。
  • 男性がつきやすい。
  • 燃焼されやすい。
  • 生活習慣病を引き起こす原因となる。

中性脂肪=身体に悪いイメージがありますが、人間が生きてい上で必要なエネルギー源ですので、ある程度の数値は必要になります。

中性脂肪値
中性脂肪の基準値
30mg/dl未満 低すぎる
30~149mg/dl 基準値
150~299mg/dl やや高い(軽症)
300~599mg/dl 高い(中等症)
600gm/dl以上 非常に高い(重症)

健康診断の血液検査で中性脂肪値が150mg/dl以上になると脂質異常症と診断され、メタボリックシンドロームと認定されますので注意してください。逆に中性脂肪値が低すぎると甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や肝機能などの病気である可能性があります。

中性脂肪値を高くなる原因

中性脂肪値を高める原因はさまざまですが、暴飲暴食、アルコールの摂取し過ぎ、運動不足、ストレス、喫煙、遺伝的体質等と言われており、一番の原因は暴飲暴食と運動不足と言われています。炭水化物である白パンや白米、麺類、清涼飲料、お菓子やアルコールの過剰摂取は、中性脂肪値を高める大きな原因となり、精製された炭水化物はインスリンの急激な上昇を招きます。

アルコールはカロリーが高いため、大量に摂取するとエネルギーの過剰摂取となり、中性脂肪が増えてしまいます。

喫煙も影響があり、喫煙は血管の収縮を促し、赤血球と酸素の結びつきを妨げようとします。その結果ドロドロ血となり血管が傷ついてしまい、そこに悪玉コレステロールや中性脂肪が付着します。

過剰なストレスは、ホルモンの分泌に影響を及ぼして血液中の中性脂肪を増やすといわれています。

運動不足も大きな原因の1つです、日ごろからジム等に行って運動を心掛けるか、エレベータなどを使わず階段を利用するなども運動不足解消の1つです。また、これら条件に該当していない場合は、遺伝的体質が考えられます。例えば脂質の代謝に異常があり、その結果として中性脂肪が高くなる原発性高脂血症や、レセプターというコレステロールを調節する機能に異常があるために中性脂肪とコレステロールが高くなる家族性高コレステロール血症などです。

まとめ

中性脂肪値は基準値内にある限りは問題はありませんが、低すぎても高すぎても問題があるので、日常生活や食事習慣を気を付けていれば問題は無いかと思いますが、一番は暴飲暴食を避け、ある程度運動をしておけば中性脂肪値が高くならなさすぎずに済むでしょう。

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