十二指腸潰瘍の原因はピロリ菌!?

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十二指腸潰瘍原因は、ストレスや非ステロイド性抗炎症薬などが原因とされていますが、最も大きな原因としてはピロリ菌と言われています。ピロリ菌を除菌することで十二指腸潰瘍のリスクを下げることが出来ます。

十二指腸潰瘍とは

十二指腸

十二指腸潰瘍の説明の前に、十二指腸について説明しますと十二指腸は、小腸の一部で胃の次に繋がる消化器官です。十二指腸の次は空腸、回腸と繋がっています。変わった名称ですが、指12本を横に並べた長さということに由来していますが、実際は25cmほどあります。働きとしては十二指腸の中間あたりに胆のうと繋がる胆管ととすい臓と繋がる膵管があり、胃で消化された食べ物が十二指腸に入ってくるとホルモンが分泌され、胆管と膵管から胆汁とすい液が押し出され、十二指腸の中に流れ込みます。胆汁とすい液によって混ぜられた食べ物は空腸に送られ、さらに消化・吸収が行われます。

十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍とは、強力な消化液の胃液(攻撃因子)と胃壁を守る粘液(防御因子)のバランスの崩れで十二指腸の粘膜に潰瘍(ただれ、傷つき)ができる病気の事で、比較的、胃に近い部分に出来やすいです。胃に潰瘍ができるのは胃潰瘍ですが異なる点が多く、十二指腸の壁は胃壁に比べて筋層が薄いので深く進行し、出血したり穴があいてしまうことも起こります。一般的に、胃潰瘍は中年以降に、十二指腸潰瘍は比較的若い人に多く見受けられます。

主な症状として

空腹時にお腹の上の部分に痛みを感じることが多く、特に夜間、早朝などの空腹時におこり、食物を食べると症状が緩和します。潰瘍部分は出血し、吐き気、胸やけ、背中の痛み、吐血、下血などが起こる場合もあり、穴があいている場合は、激しい痛みがはしります。穴が空いてしまった箇所からは消化中の食べ物が流れ出し炎症を起こしてしまうため、手術を行わないと生命に関わる事もあります。

原因

ピロリ菌感染、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)やストレスにより防御機構が弱まって粘膜に傷ができ、それが潰瘍につながります(ストレス単体では潰瘍になりにくくピロリ菌とストレスで潰瘍になりやすい)。十二指腸の粘膜は胃と比べて酸に弱いため、胃酸の分泌が多いと傷つきやすくなります。また他にも脂肪分の多い食事などは、胃酸の分泌を増やすことが原因にも繋がります。特に最も多い原因としてはピロリ菌感染です。ピロリ菌が十二指腸潰瘍への関与はほぼ100%とと言われており、十二指腸潰瘍の患者の約70~95パーセントがヘリコバ

クター・ピロリ菌に感染しているといわれています。

非ステロイド性抗炎症薬(NASID)

非ステロイド性抗炎症薬は、ステロイドホルモン以外の薬物で、炎症を起こすプロスタグランジンの生成を抑え、主に解熱、鎮痛、炎症を抑える目的で処方されます。主な副作用として腹痛、吐き気、食欲不振、消化性潰瘍があります。厄介なことに鎮痛作用がある為、痛みの症状を感じないままに潰瘍が進んでしまうことです。その為、突然、吐血や下血などを起こすことがあります。常時非ステロイド性抗炎症薬を飲んでいる方は定期的に検査を受けるようにしてください。

ストレス

胃や十二指腸などの内臓の働きは自律神経によって調節されており、ストレスの影響で自律神経の働きに乱れを生じ、粘膜の血流が悪くなり気づつけやすくなり胃潰瘍や十二指腸潰瘍へと繋がりますが、近年、ストレス単体での影響は少なく潰瘍の主な原因と言われているピロリ菌と一緒に影響を与えてると言われています。

ピロリ菌

ピロリ菌

ピロリ菌とは、ヘリコバクター・ピロリ菌が正式名称で感染している方は胃の中に住み着いています。ピロリ菌が発見される前までは、強い酸性の胃の中には、細菌は生息できないと考えられていましたが、このピロリ菌は住み着くことが可能であったのです。なぜ強い酸の中で生息し続けられる訳は、ピロリ菌が出している”ウレアーゼ”という酵素が胃の中の尿素を分解してアンモニアを作りだし胃酸を中和することによって、強い酸性の胃の中でも生息することが出来ているのです。ピロリ菌の感染によって胃粘膜に有害な活性酸素が多く作られ、さらにピロリ菌が出す毒素によっても、胃粘膜は傷つけられます。厄介なことにピロリ菌は一度感染してしまうと除去しない限り一生胃の中で住み続けられてしまうことです。

ピロリ菌の除菌方法

ピロリ菌の除菌方法で有名なのは薬での除菌です。薬での除菌は腸などに住む善玉菌も殺してしまうほどと強い薬の為、副作用などが伴います。またマヌカハニーに含まれている、メチルグリオキサール(MGO)という成分にもピロリ菌を駆除する効果がある事が近年わかってきました。マヌカハニーでの除菌は薬とは違うので即効性は無いですが、副作用もなく腸内に住む善玉菌への影響もない事から注目を浴びています。

マヌカハニーでピロリ菌を除菌

まとめ

十二指腸潰瘍の原因は、ほぼピロリ菌と言えるでしょう。ピロリ菌を保菌していたからと言って100%十二指腸潰瘍になることはありませんが、ピロリ菌と言うリスクある菌と一緒に生活するより除菌しておいた方が体には良いかと思います。除菌方法も自分に合わせて選ぶと良いと思います。

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