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ミツバチのポリネーション(花粉交配)

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みつばち

ポリネーションとはみつばちで花粉交配を意味をしています。ミツバチ達の花粉交配によって様々な植物や果実を作り上げるのに深く関係しています。近年はミツバチ達の集団消滅やダニによる被害をミツバチ達が受けているこは深刻な問題でもあります。

ポリネーション(花粉交配)

ポリネーションとは、花粉交配の事ですが、野菜や果物などの農作物を作るには花粉の受粉が必要となってきます。その花粉の受粉作業をミツバチに行ってもらうことがポリネーションといいます。特にビニールハウスではミツバチのポリネーションは必須となってきます。ビニールハウスですと、外から虫が入ってこないので受粉ができないため、ビニールハウス内でみつばちを飼ってポリネーションをしてもらいます。世界中の植物は2/3はミツバチ達によって受粉が行われていると言われています。ミツバチ達は花から花へと渡って花粉を集めているのでポリネーションにもっとも向いている昆虫です。植物にとってみつばちは重要な存在でもあり、我々人間にとっても大切な生き物でもあります。

ポリネーション(ニュージーランドでの歴史)とみつばち

弊社はニュージーランドで養蜂場をやっている関係で、ニュージーランドにおけるポリネーションについて書かせていただきます。元々ニュージーランドは孤立した島で、渡り鳥以外は外部との動植物の関係が薄く、イギリス人が当地へ殖民してきた頃は牧草となる適当な草もなくクローバーなどはもともとニュージーランドにはなく、牧畜用としてイギリス人が種子を本国より持ち込んだものですが、多年草でなく一年草のため、当初(約190年前)は毎年英国より種を輸入して播種するという極めて不能率な状態だったのです。

その後、進化論で有名なダーウインの提言でヨーロッパ種ミツバチをニュージーランドに持ち込んで以来、クローバーの種子をこちらで得ることが出来るようになった経緯があります。

これがきっかけに世界的に高品質蜂蜜を生産するニュージーランド養蜂のはじまりとなったわけです。それ以来、天敵のいない当地では養蜂産業が順調な発展を続けていたのですが、近年、外国から侵入した(ダニが寄生した女王蜂輸入で)ミツバチの天敵ともいえる ”ミツバチヘキイタダニ” が世界的に蔓延し猛威となり、一時、ニュージーランドでも大変な混乱でした。このダニによって大幅にミツバチ数が減ってしまい、多方面に影響を及ぼしました。

農業立国のニュージーランドは大きな損失となり、養蜂産業の農業に与える重大性が想像以上に影響することが改めて認識されました。野菜生産から主力輸出産品のキウイフルーツやリンゴ、トウモロコシ、野菜から牧草にいたるまで、収量に大きな打撃を受けたのです。

現在はこのミツバチの天敵となるダニに対しては、巣箱内にダニ除けリボンを吊るすことによって何とか被害(ダニにより蜂の体液を吸い取られ衰弱)を食い止めることができますが、リボン使用も限度があり、2ヶ月以上の連続使用はダニが薬剤耐性を獲得して効果がなくなってしまうのが現状でもあります。しかし現在でも弊社養蜂場では化学薬剤を使わない様にしています。

ミツバチは約2千万年~1千万年前から地球上に存在したと言われており、今現在まで生きてきたのは天敵にたいして自然の流れで順応できてきたからですが、しかしながら現在は、化学肥料や農薬の使用頻度が益々高くなっている近代農業は、ミツバチたちに大きなダメージを与えてしまいます。
特にハウス栽培での閉ざされた環境での化学肥料や薬剤使用は、ミツバチにとって大変なストレスで、毎日毒ガスの中で暮らすことになります。多くの養蜂業者は女王蜂の産卵性能が悪いためとかいってミツバチのせいにし、外国から性能の高い(産卵能力の優秀な)女王蜂を競って輸入してきたのが現状で長続きするものでは無いと考えております。女王蜂は日本なら日本の、つまり、それぞれの蜜源地域で働き蜂によって誕生させなければなりません。外国からの女王蜂は環境の違いによって、結局、駄目(商業寿命が短命)になってしまい、結果的に先細りの養蜂となり将来性がなくなってきています。

ミツバチの社会では、女王蜂を作り出し集団をコントロールしているのは実は働き蜂であり、女王蜂は働き蜂によって生かされています。その為、女王蜂を入れ替えるだけは働き蜂達にとっても良くないのが現実です。このようにミツバチにとって劣悪環境での飼育が長く続き、世代交代の早いミツバチの遺伝情報にも変化をおよぼし、天敵などへの抵抗性がなくなってしまったのではないかと考えています。元の原因は、人間の都合のみで、ミツバチ達を利用(ミツバチ側から見たら悪用)しすぎた結果にだと思います。もし今後、ミツバチ達が集団消滅やダニなどの天敵に抵抗できなくなっていくと蜂産品の生産や野菜や植物なども減っていく危険性もあります。

まとめ

ビニールハウス等でのみつばちを利用したポリネーションも重要ですが、ミツバチ達にストレスを掛けない事も重要です。


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