大麦若葉の栄養価とケールとの違い【青汁】

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大麦若葉

青汁を飲んでる方は知っているかもしれませんが大麦若葉ケールは青汁の原料として有名です。大麦若葉とケールは栄養価が高いことから青汁に使われています。そんな大麦若葉の栄養価とケールとの違いを纏めてみました。

ケールの栄養価と効果・効能

大麦若葉(おおむぎわかば)

大麦若葉とは、イネ科の大麦の若い葉の部分のことを指し、まだ大麦が実をつける前の20~30cmに生育した新鮮な青々とした若葉を収穫したものです。世界で最も古くから栽培されていた作物のひとつで、大麦は古くはおよそ一万年前の新石器時代から実の部分を食用として使わていました。近年は大麦の若葉が健康志向により注目を浴びているのです。健康志向に注目を浴びている訳は大麦若葉の栄養価が高い事です、その栄養価は、SOD酵素や、ミネラル類、ビタミン類、アミノ酸食物繊維、緑色の色素である葉緑素などがバランスよく含まれています。

大麦は独特の育て方で、麦ふみと呼ばれる作業で、麦ふみとは大麦の芽が数枚出そろったところで、上から新芽を踏みつける作業です。麦ふみをすることによって、茎や葉が折れて中から水分が出て、大麦内部の成分の濃度が高まり、寒さへの耐性が高まります。また、折れた傷口から植物ホルモンが生成され、茎を太くして水分を吸い上げる根の量を増やし、1本の茎から数本の茎に増えます。この麦ふみは約10日以上の間隔をあけて数回行われます。麦ふみを行うことによって成長過程で何度か踏まれるたびに強く丈夫になり大麦は生命力の強い植物に育ちます。

  • 食物繊維

食物繊維は体内に消化吸収されませんが、便の水分やボリュームを増やし、善玉菌のエサとなり腸内環境を整える作用があります。近年の研究により、大麦若葉の食物繊維には潰瘍性大腸炎による腸内の炎症を抑える効果があると発見されました。

  • 鉄分

鉄分は、体内の各器官に酸素を運ぶ働きをします。生理などで血液を失いやすい女性や急激な成長で鉄不足になりやすい子供には重要な栄養素です。大麦若葉には特に鉄分が豊富に含まれています。鉄分はビタミンCと一緒に取ることで吸収が良くなるので、ビタミンCも豊富な大麦若葉は、効率よく鉄分を吸収できます。

  • 葉緑素(クロロフィル)

葉緑素を摂取すると、血液中で鉄とくっついてヘモグロビンなどの色素になります。この色素には造血を助ける働きがあります。別名”緑の血液”とも言われています。

  • カテキン

ファイトケミカルの1つでもあるカテキンは活性酸素の働きを抑制し身体を酸化から守ります。また、血中の糖やコレステロールを低下させる働きもあります。

  • SOD酵素

特に現在注目されているSOD酵素活性酸素は、体内にできた毒素を排出したり菌を殺す働きをするため、身体には必要不可欠なものでが、増えすぎると癌や老化の原因になります。紫外線、大気汚染、喫煙や加工食品の添加物などが活性酸素を増やしてしまう原因です。大麦若葉にはこのSOD酵素が豊富に含まれています。

大麦若葉100g辺りの栄養成分(粉末)

エネルギー 325kcal
タンパク質 29.7g
脂質 6.8g
食物繊維 47.2g
水溶性食物繊維 2.6g
不溶性食物繊維 44.6g
カロテン 17,500μg
ビタミンE 7.7mg
ビタミンK 3,320μg
ビタミンB1 0.8mg
ビタミンB2 2.03mg
ビタミンB6 0.96mg
ビタミンB12 0.5μg
葉酸 650μg
ナイアシン 5.4mg
ビタミンC 117mg
カリウム 2,200mg
カルシウム 500mg
マグネシウム 190mg
リン 410mg
鉄分 48.9mg
亜鉛 4.2mg
1.11mg
マンガン 6.51mg

大麦若葉とケールの違い

大麦若葉とケールは青汁の原料としてよく使われています。違いとしては大麦若葉は冬野菜で秋ごろに種をまきをして2月頃が旬です。ケールは全く違って一年中栽培が可能です。栄養素面では、大麦若葉のほうがケールよりもその成分量において良い点がいくつかあります。食物繊維ですと大麦若葉はケールの約12倍の量を含み、葉酸とカリウムでは約5倍、他にもβロテンでは約4倍などの違いがあります。
このため両者に含まれる栄養素のみで比較すると、大麦若葉のほうがより豊富に含んでいるものが多いようです。ケールはケールで良いところがあり、大麦若葉に含まれていない栄養素を含んでいる違いもあります。ケールにはメラトニンと呼ばれる成分が含まれておりアンチエイジングや免疫力の強化や抗がん作用、また不眠症への効果があります。他にもアリルイソチオシアネート成分も含まれており、これはガンの予防や血液中の血栓を防止する効果があります。

味の違いが大きく違うかもしれません、ケールは独特の風味と青臭さ、そして苦味がありクセがあります。それと反対に大麦若葉は、味や青臭さが少なく、抹茶のような風味があるのでケールと比べて食べやすいです。最近の青汁は改良されてケールでも飲みやすい物もたくさんあります。

まとめ

大麦若葉とケールは栄養価が共に高く青汁の原料として有名です。大麦若葉の方がケールより栄養価や味などの面がら良いとされていますが、ケールには大麦若葉にない栄養素が含まれているので交互に摂取してみるのもありかもしれません。

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