ファイトケミカル:テアニンの効果・効能

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テアニンはお茶に含まれているアミノ酸で旨み成分でもあります。最近はファイトケミカルとしての働きも持っているため注目されています。テアニンの効果・効能を纏めてみました。

テアニン

テアニンとは、お茶に含まれている旨み、甘み成分のアミノ酸です。旨み成分で有名なグルタミン酸と似た化学構造をしています。お茶のテアニンは茶の木の部分で作られ、それが葉に移動し、葉が日光を浴びることによってテアニンはお茶の渋み成分であるポリフェノールの一種のカテキンへと変化します。緑茶、紅茶、ウーロン茶にテアニンは含まれていますが、お茶の種類や採取時期によってテアニンの含有量に差があり、テアニンは、日光に当たることで、カテキンに変わることから日光を遮って育てた高級茶”玉露”や甜茶、かぶせ茶にはテアニンの含有量が多いです。この事からうまみ成分テアニンが多いことから玉露などは味が旨く感じるのです。二番茶より一番茶のほうがテアニンが多いのです。お茶にはカフェイン(1杯約15~30mg)が比較的多く含まれており、通常この量であれば強い興奮作用をもたらすのですが、テアニンには興奮抑制作用がある為、適度なリラックス感を与えてくれます。

テアニンの効果・効能

  • ストレス解消・リラックス効果

テアニンを摂取するとα波が出現すると実験でわかっています。それを元に実験をしたところ、50mgのテアニンを服用した約40~50分経過後にα波が増加していたという結果が出ています。テアニンの濃度が高いほどα波が強く現れることから、リラックス効果はテアニンの量に比例すると考えられているため、強いストレスを感じる時や気持ちを落ち着かせたいときはテアニンの濃いお茶(玉露・甜茶等)を飲むとリラックス効果を感じられるでしょう。

  • 冷え性を改善する効果

こちらもα波が関係しており、α波が増えた結果、筋肉が弛緩して血管が拡張したことにより、血行が良くなることから、末梢血管の血行障害である冷え性改善効果があります。

  • 安眠効果

テアニンは脳神経の興奮を鎮める効果があることから安眠効果に期待できます。テアニンを就寝前に摂取することで、寝つきを良くして中途覚醒をなくし、睡眠から覚醒への移行を円滑に進行させてくれる効果があります。就寝前にテアニン200mg程度とるのがお勧めです。但しお茶なのでテアニンを摂取しようとすると、同時にカフェインも摂取してしまうので、逆に寝付けれなくなってしまうので注意してください。

  • 集中力を高める効果

テアニンを摂取することで緊張がスムーズに取り除かれ、集中力が増す効果があると言われています。

  • 月経前症候群(PMS)・更年期障害を改善する効果

月経前症候群によるイライラで悩む人も多いと思います、しかしテアニンにはリラックス作用がある為、200mgのテアニンを生理前2週間連続摂取したところ、症状が改善されたという報告もあります。また更年期障害によるイライラも落ち着かせてくれますので1日200mgを目安に摂取するのをお勧めいたします。

  • 高血圧を予防する効果

テアニンには、過剰なグルタミン酸の働きを抑える効果があり、虚血による脳神経細胞の障害を軽減し、神経細胞を保護する効果があります。この事からテアニンを摂取することによって、高血圧の予防と改善作用に期待ができます。

まとめ

テアニンにはリラックス効果があるので、少し気持ちを落ち着かせたいときなどはお茶で一息入れるのもありでしょう。テアニンが少ないお茶はポリフェノールやカテキンが豊富なのでお茶自体に優れた効果があります。

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