コラーゲンの効果・効能とコラーゲンを含む食品

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お肌に良いと言われているコラーゲン。女性ならコラーゲンを知らない人は殆どいないかと思

います。コラーゲンは摂取しても本当に効果があるのか!?そんなコラーゲン効果・効能

コラーゲンを多く含む食品を纏めてみました。

コラーゲン

コラーゲンとは、体の弾力をつくり出しているタンパク質の一種で、からだを構成する全タン

パク質の約30%を占めており、その内40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、その他は血

管、内臓などに7~8%と全身に広く分布しており、細胞と細胞を結ぶ働きをしていることか

ら、体の内側から他の組織を支え、細胞や組織を結びつけ、外との境界をつくる働きや、皮膚

や骨・軟骨などの主成分として繊維構造をつくり組織の構造や柔軟性を保つ役割をしていま

す。また、皮膚や腱などではコラーゲン同士が結びつくことでできる弾力に富んだ強固なコラ

ーゲン線維が形成されています。

コラーゲンは、アミノ酸 (グリシン、プロリン、ヒドロシキプロリンなど) がつながったポリ

ペプチド鎖が3本でらせん構造をとっており、いろいろなタイプがあります。皮膚や腱などの

主要なコラーゲンはI型、軟骨の主要なコラーゲンはII型と分かれています。(現在、体内には

29種類のコラーゲンが確認されています。)

コラーゲンは残念なことに、加齢と共に減ってしまう成分でもあり、20歳をピークに年齢とと

もに減少していきます。60歳代になると20歳代に比べて約75%にまで減少してしまいます。

またコラーゲンは様々な組織内で絶えず新陳代謝を繰り返し、その量を保とうとしますが、年

齢とともに新陳代謝のスピードも衰えてしまいます。加齢以外にも紫外線やストレスによって

発生する活性酸素によっても、コラーゲンの質は低下すると言われています。コラーゲンの質

が低下することによってコラーゲンが硬くなりすぎ分解されにくくなり、変質したコラーゲン

が増加し、コラーゲンの代謝スピードが落ちその結果、肌のハリが失われたり、骨や関節がも

ろくなると言われています。最悪、血管のしなやかさが失われ、動脈硬化を引き起こす原因に

もなります。

コラーゲンを含む食品

コラーゲンを多く含む食べ物の簡単な見分け方として、冷めたときにゼラチン状の煮こごりが

できるものです。ゼラチン状の物がコラーゲンになります。

肉や内臓系の動物性タンパク質に多く含まれ、鶏の手羽先や軟骨、牛すじ、モツやレバー、フ

カヒレなどに含まれています。100g当たりですとフカヒレ(9,920mg)も含まれています。

牛すじ(4,980mg)、軟骨(4,000mg)、豚白モツ(3,080mg)、手羽先(1,550mg)含

まれています。魚類ですと、ウナギの蒲焼き(5,530mg)、サケ(皮あり2,410mg)、サン

マの開き(皮あり2,230mg)、ブリ(皮ありで,620mg)、イカ(1,380mg)、エビ

(1,150mg)と魚類ですと皮ありで食べるのが重要です。鶏肉は平均してどの部位でもコラー

ゲンの量が多く高たんぱく低カロリーなのでコラーゲンを食品から摂る上ではお勧めです。

しかしコラーゲンを食べたからと言ってそのままコラーゲンにはなりません。コラーゲン=タ

ンパク質。タンパク質は食べたら体の中で消化・吸収されます。タンパク質は、消化の過程で

アミノ酸やペプチドにまで分解されるのでコラーゲンそのままとしては吸収されません。その

為、現時点では、コラーゲンを食べても「美肌」「関節」に期待する効果が出るかどうかは不

明で、吸収されたものが、体内で再びコラーゲンの合成に利用されるのかはわからないのが現

です。しかし摂取して体に悪い物ではないので何らかの栄養として体内に吸収されているは

ずです。

近年、低分子でのコラーゲンなら効果があるのではないかと言われています。

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コラーゲンの効果・効能

上記でコラーゲンを摂取しても体内でどの様にコラーゲンとして吸収されているかわからない

のですが、コラーゲンの役割やコラーゲンが体内で吸収されたとしての役割として纏めてみま

した。

  • 美肌効果

肌は、表皮・真皮・皮下組織の3つの組織に分けられコラーゲンは真皮の部分に含まれ、真皮全体の約70%を占めています。コラーゲンは、ヒアルロン酸やエラスチンとともに真皮にある線維芽細胞によってつくり出されています。線維芽細胞は新しい組織をつくるとともに古くなったものを分解し、ゆっくりと組織の新陳代謝が行われています。

  • 関節痛を改善

軟骨が擦り減ってしまうと関節痛につながります。軟骨の約50%はコラーゲンで構成されており、軟骨に含まれるコラーゲンの代謝が悪くなると古いコラーゲンが残り、弾力性が失われます。コラーゲンは弾力性の役割を果たしているので関節痛の改善につながります。

  • 骨を丈夫にする

骨を構成する成分の20%がコラーゲンなどのたんぱく質で、支えとなるコラーゲンの周りにカルシウムなどのミネラルが付着することで、丈夫な骨がつくられています。

  • 動脈硬化を防ぐ

コラーゲンは血管も形成しており、血管壁の強度と弾力性は、血管の主成分であるコラーゲン線維で保たれています。コラーゲンが不足すると傷ついた血管の修復機能がうまく機能しません。傷ついた箇所には、コレステロールなどが付着して血栓ができやすくなり動脈硬化へ繋がりやすくなります。

まとめ

コラーゲンは、体内でどの様に吸収されているかはっきりわかっていませんが、低分子のコラ

ーゲンは吸収されているとの説もあります。コラーゲン自体タンパク質なので摂取しても体に

悪い物ではないので摂り続ければ何らかの栄養にはなっているはずです。

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