セラミドの肌へ効果とその種類

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お肌の保湿や美肌に重要なセラミドセラミドは幾つかの種類にわけられており、種類によっ

効果も違います。セラミド種類効果・効能を纏めてみました。

セラミド

セラミドとは、は肌の3大保湿因子の1つ。自分自身の肌細胞で生み出され、もともと体内や

皮膚に存在している成分で保湿力はヒアルロン酸アミノ酸、コラーゲンといった成分よりも

はるかに優れており、保湿ケアを行ううえでの最強の保湿成分といわれております。セラミド

は、肌のターンオーバーと呼ばれる細胞の生まれ変わりに伴って生み出されます。ターンオー

バーとは、表皮の一番奥にある基底層から表皮細胞が生み出され、分裂を繰り返しながら角質

層まで上がっていき、最終的には垢となって剥がれ落ちることです。ヒアルロン酸やコラーゲ

ンと、セラミドが違う点として、細胞のすき間をうめている”細胞間脂質”の主成分がセラミド

で、セラミドは脂質ですが水分をしっかり抱え込む水分保持機能があるため、肌の角質層から

水分が蒸散するのを防ぎ、肌をみずみずしい状態に保つことができます。(セラミドは細胞間

脂質の主成分にあたり約半分の50%を占めています)またセラミドが角質層のうるおいを保つ

ことで、紫外線やアレルゲンなどの外部刺激から肌を守る”バリア機能”が高まり、肌荒れしに

くい状況にしてくれます。若くて健康な肌にはセラミドがたっぷりと含まれており、肌もみず

みずしくしっとりしていますが、セラミドは加齢や気候の変化、環境の変化や間違ったスキン

ケア等をしてしまうと減少してしまうので、肌の”バリア機能”が正常に保てなくなるため 紫外

線や細菌といった外部刺激に極端に弱くなってしまい、肌荒れや乾燥を引き起こす原因とな

り、肌表面も、荒れやカサつきをくり返しやすくなってしまいます。他にもセラミドの美肌効

果としてメラニンの合成を抑えシミ、シワを防ぐ働きをしています。 セラミド不足は肌のバリ

アを失うため、肌の水分が逃げるだけでなく、外からの刺激を受けやすくなります。特にセラ

ミド1、3、6の減少は皮膚を過敏にし、ドライスキン、角化症(かくかしょう、魚鱗癬(ぎょ

りんせん)、アトピー性皮膚炎などの原因に深く関係していると言われています。

セラミドの種類

細胞間脂質の主成分であるセラミドにはたくさんの種類があり、どのセラミドも基本的には角

質層の水分保持に関わっていますが、微妙に特性が違います。代表的な種類を挙げてみまし

た。

  • セラミド1

水分保持機能、外部刺激に対する優れたバリア機能

  • セラミド2

高い水分保持機能

  • セラミド3(加齢とともに減少)

水分保持機能、シワを軽減する機能

  • セラミド4

角質の脂質バリア層を作り、保持する機能

  • セラミド5

角質の脂質バリア層を作り、保持する機能

  • セラミド6(加齢とともに減少)

水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能

  • セラミド6II

水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能

  • セラミド7

細胞の増殖分化をコントロールし、皮膚にある菌のバランスを整える

人間の肌に最も多く含まれているのはセラミド2です。全体のセラミドの約21%といわれ、肌

に及ぼす影響力が非常に高いと考えられています。セラミド1、3、6の不足は肌の乾燥や敏感

肌、アトピー性皮膚炎への影響があると言われています。

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化粧品に使われているセラミドの種類

  • 天然セラミド

馬が多いですが動物由来のセラミドで、人間が持つセラミドに最も似た構造を持ち、肌なじみがよく浸透性が高いセラミド。水と油の両方になじむ性質を持っています。

セラミド1~7をすべて含有。

成分表示名:ビオセラミド・セレブロシド

  • 植物性セラミド

米ぬか油、トウモロコシ、大豆、コンニャク、小麦胚芽油などから抽出した植物由来のセラミド。人間の体内のセラミドとは一部構造が異なります。

成分表示名:植物性セラミド・コメヌカスフィンゴ糖物質

  • バイオセラミド

人の肌にあるセラミドを真似て酵母から作ったセラミドです。ヒト型セラミドともいわれるように肌にあるセラミドと まったく同じ構造をしています。

成分表示名:セラミド2・セラミド3

  • 合成セラミド(疑似セラミド)

セラミドに類似した物質を化学的に合成したもの。セラミドに似た分子構造をしています。あくまでも化学的に作られたものです。

成分表示名:チルPGヒドロキシエチルパルミタミド

セラミドの効果・効能

  • バリア機能によって肌を守る

健康的な角質層では、セラミドなどの細胞間脂質が角質細胞をしっかりとつなぎ止められており、水や異物が肌に入り込むことを防ぎます。他にも皮膚の水分の蒸発を防いだり、紫外線や細菌、アレルギーを引き起こす原因にもなるダニやホコリ、チリなどの外部からの刺激から肌を守る効果があります。

  • 保湿効果

角質層の水分の内、80%以上はセラミドなどの細胞間脂質に、16~17%は天然保湿因子に、2~3%が皮脂によって保たれているといわれています。大部分を占めるセラミドは、肌の水分を保つ上で非常に重要な役割をしています。

  • アトピー性皮膚炎に対する効果

セラミド不足はアトピー性皮膚炎にも関係しているといわれており、アトピー性皮膚炎の患者は、皮膚の細胞間脂質に多く存在するセラミドの量が健康な肌の人と比べて異常に少ないです。その為セラミドを含む食事を摂取したり、セラミド配合のクリーム等で効果があると言われています。

  • 美肌・美白効果

セラミドにはメラニンの合成を抑え、シミやそばかすを防ぐ美白効果があり、肌を保湿することで乾燥やしわ、肌荒れなどの肌トラブルが予防されるため、美肌効果が非常に高いといわれています。

まとめ

セラミドは肌にとって重要な成分の為、食事や健康食品など摂取して内側からも効率的に健康

的な肌へ導くこともできます。もちろん日頃から化粧水などでセラミドを補給してあげるのも

大事な事です。

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