GABA(ギャバ)の効果・効能とGABA(ギャバ)を含む食品

この記事の所要時間: 425

ill-douzo-w2-l

アミノ酸の一種でもあるGABA(ギャバ)。少し前に話題にもなりましたが今でも注目をあびている成分です。アミノ酸の一種ですが、ファイトケミカルの一種としても注目をされています。GABA(ギャバ)の効果・効能やどんな食品に含まれているのかを纏めてみました。

GABA(ギャバ)

GABA(ギャバ)とは、わたしたちの体内にも広く存在するアミノ酸の一種で、正式名称はγ(ガンマ)-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)でリラックス効果があるとして注目されている成分です。アミノ酸と聞くと、たんぱく質を構成するイメージがありますが、GABAは違って主に脳や脊髄で”抑制性の神経伝達物質”として働いています興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割を果たしているため、リラックス効果がある成分と注目を浴びています。GABAのリラックス効果は、神経の高ぶりを抑える働きを持ち、ストレスや運動時に高まる興奮状態を抑えるとこからリラックスに繋がります。興奮状態では脳内のアドレナリンやドーパミンなど興奮系の神経伝達物質が活発に分泌されますが、GABAはアドレナリン等の興奮系神経伝達物質の分泌を抑制してリラックス状態にします。イライラや情緒不安定、不眠が続いている人は、GABA不足の可能性もあります。また近年では、トップアスリートのストレス対策にも用いられるようになりました。

GABAの摂取量

GABAの摂取量目安としては、1日30mg~100mg摂取すれば良いとされていますが、人それぞれのストレス具合によっても変わってくると思います。現代社会はストレスがいっぱいで、体内にあるギャバは、ストレスを和らげるために使われて、常に不足気味です。GABAは元々体内では、睡眠中、特に深い眠りに入っているときに生成されていますが、睡眠不足や過度のストレスで消費されて足りない状態です。

GABAを効率よく生成するにはビタミンB6が重要で、ビタミンB6はたんぱく質をアミノ酸に分解するサポートをし、GABAをはじめとする神経伝達物質の合成に働きかけます。ビタミンB6の不足はGABAの生成に影響を与えますので注意してください。少し前までは、摂取したGABAは脳内まで達しないので意味がないとされていましたが、近年の研究で摂取したGABAも脳内に達するのわかっているので、食べ物などからの摂取で生成しきれなかったGABAの補充に繋がり、ストレス軽減などの効果が期待できると考えられています。

GABAの効果・効能

  • リラックス効果

人間はリラックスしているときにα波という脳波を出します。GABAを摂取することでこのα波が増加するため、GABAにはリラックス効果があります。

ある実験では、高所恐怖症の男女に吊り橋を渡らせるときに、GABAを摂取することによって精神的なストレスが緩和されていたようです。

  • 血圧を下げる効果

GABAは腎臓の働きを高め、血圧の上昇の原因となるナトリウムを排出する効果があり。さらに、GABAは正常血圧には影響せず、高血圧に対してのみ血圧降下作用します。

  • 中性脂肪を抑える

ギャバが内臓のはたらきを活発にして消費エネルギー量を高める一方、血液中のコレステロールや中性脂肪をコントロールし、脂質代謝を促します。

  • 肝臓・腎臓のはたらきを高める

腎臓のはたらきを活発にして血圧を下げ、肝臓のはたらきを促す効果も。このためアルコールの代謝も良くなります。良くなるからと言って飲み過ぎはダメです。

  • 神経を鎮める

ギャバは、脳内で抑制系の神経伝達物質としてはたらく成分のため、GABAを摂取することによってイライラなどをやわらげる効果があります。

  • 睡眠の質を高める

GABAは睡眠にも関係しており、強いストレスがかかり興奮状態になると、体が睡眠に入りにくくなり睡眠の質が落ちます。GABAは興奮状態を抑え、睡眠に入りやすい環境を整え、さらにGABAは睡眠中に生成されるので質の高い睡眠は重要です。

GABAを含む食品

GABAは、動物や植物の内にある天然のアミノ酸なのでさまざまな食べ物に含まれています。発芽玄米で、100g中に10mgのGABAが含まれています。白米は1mg、胚芽米2.5mg、玄米3mgなので、発芽玄米には豊富に含まれています。他にもトマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、ギャバが多く含まれています。

GABAの副作用

GABAの過剰摂取については、特に報告はされていないようです。そのため摂取量の上限も定められていないようですが、GABAに限らず他の物に対しても言えるのですが一時的な大量摂取等はしない方が良いと思います。体質によって何らかの副作用があらわれるかもしれません。

まとめ

現代社会においては、日々ストレスにさらされることが多いです。イライラや落ち着きがないときは積極的にGABAを摂取して気を落ち着けさせると、仕事などもはかどるかと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加