DHA(ドコサヘキサエン酸)効果・効能

この記事の所要時間: 319

DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)一度は聞いたことがあるかと思いますが、主に魚に含まれている油です。DHAは良質の脂の1つで様々な効果があります。そんなDHAについて纏めてみました。

DHA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とは、多価不飽和脂肪酸の一つで青魚に多く含まれており、わたしたちの体に必要な必須脂肪酸です。必須脂肪酸であるDHAは、体内ではほとんどつくられません。そのため、DHAを含む食品などから摂取する必要があります。DHAには脳や神経組織の機能を高める働きや活性化させます。脳は脳内に入れる成分と入れない成分を選別しDHAは脳内に入ることができます。脳は、水分を除く半分くらいが脂質といわれており、そのうちの4〜5%がDHAです。特に脳の中の記憶や学習機能に重要な役割を果たしている“海馬”は2倍以上のDHAが存在していてDHAは脳において重要な役割を果たしています。

DHAを含む食品

DHAは、魚介類の中でも、いわしやサバ、さんま、アジ、クロマグロなど、特に青魚に豊富に含まれています。マグロでしたら赤身より、脂ののっているトロの部位に多いです。

食品 100g中
クロマグロ 3200mg
ブリ 1700mg
さんま 1700mg
ハマチ 1700mg
秋カツオ 970mg
くじら 3400mg
ウナギ(蒲焼) 1300mg
マイワシ 810mg

他にもサケ、ニシン、スケトウダラ、トビウオや野菜や豆類、酸菌飲料・ヨーグルトからも摂取できます。摂取量の目安としては、1日に1〜1.5g。

DHAの効果・効能

  • 記憶力、判断力を向上効果

DHAは脳を構成する約140億個の脳細胞の膜に存在し、脳を活性化する働きがあるため、海馬のDHA量が頭の良さに関わっている言われています。DHAは血液脳関門を通過することができる成分で、神経伝達物質の量を増やし、情報伝達の能力を向上させる効果があると言われています。他にも神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割をしています。

  • 認知症予防効果

認知症は脳の神経細胞が死んで萎縮する病気ですが、DHAは神経細胞を修復し、残った神経細胞の働きを良くさせます。

  • 血流を改善する効果

DHAと赤血球の関係により血液をサラサラにする効果があります。赤血球は健康な状態だと柔らかく変形することができます、しかしDHAが不足すると赤血球が硬くなり、血管内の細い部分で流れが悪くなります。DHAを摂ることで赤血球を本来の柔らかさに戻し、血液をサラサラにします。

  • 視力を回復する効果

DHAは、目の網膜に含まれる脂肪酸の約40%を占めており、また脳の働きが鈍くなることで視力が低下するとわかっており。そのため、DHAを摂取すると、近視の改善や集中力の向上、動体視力の改善などに効果があると言われています。

  • アレルギーを予防する効果

アレルギーを促進させる酵素にシクロオキシゲナーゼがあり、DHAにはシクロオキシゲナーゼを抑制する力があるためアレルギー症状の予防と改善につながります。

  • 動脈硬化の予防

DHAには余分な中性脂肪を取り除く効果があり、悪玉(LDL)コレステロールを取り除き、善玉(HDL)コレステロールを増加させる作用があります。血液内のバランスを整えることで動脈硬化を防ぎます。さらに細胞を柔らかくする効果があり、動脈自体を柔らかくしなやかにすることでも動脈硬化の予防に繋がります。

まとめ

DHAは日本人の昔からの食生活で取り入れやすい物でしたが、食生活も変わりつつあるのでDHAを意識して摂りいれたりサプリメントから摂取して脳を活性化に繋げましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加