大豆の栄養成分と効果・効能

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大豆には豊富なタンパク質が含まれていることから”畑のお肉”とも言われている大豆ですが、たんぱく質以外にも栄養価の高い成分が含まれています。そんな大豆の栄養成分と効果・効能を纏めてみました。

大豆

大豆と聞いて知らない人は居ないと思いますが、大豆は、マメ科ダイズ属の植物の一年草の一種です。知っている方も多いと思いますが、枝豆は同じ食物です(青大豆)。枝豆は、大豆の成長途中の未熟なときに収穫すると枝豆。未熟な枝豆からさらに成熟したものが大豆です。

大豆は、約5000年前の中国で栽培されていて原産地と言われています。18世紀にヨーロッパに伝えられて、タンパク質を多く含んでいることから”畑の肉”と言われるようになりました。その後、アメリカに伝わり現在ではアメリカは世界最大の大豆栽培国になっています。因みに日本でも大豆が栽培されていますが、国内で消費される大豆の大半は輸入品です。

大豆の栄養価

一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、大豆は”畑の肉”と言われるだけあって、豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質を含んでおり、更に体内で合成することができない必須アミノ酸のバランス良く含み、肉類などの動物性たんぱく質と比較してカロリーが低く、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているため、良質なたんぱく源です。

大豆100g辺り

タンパク質 35.3g
炭水化物 28.8g
脂質 19.0g
食物繊維 17.1g
ビタミンA 12mg
ビタミンB1 0.83mg
ビタミンB2 0.3mg
ビタミンC 0mg
エネルギー 433kcal

上記栄養価以外にも、

  • 大豆サボニン(強い抗酸化力[※1]を持ち、体内で脂質の過酸化を抑える)
  • レシチン(細胞膜の主成分であり、脳や神経組織、肝臓などに多く存在)
  • オリゴ糖(ビフィズス菌を増殖させる)
  • イソフラボン(女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと似た働き)

大豆と枝豆は収穫時期が違って同じ植物でしたが、栄養価も少し違います。

枝豆100gあたり

タンパク質 11.5g
炭水化物 8.8g
脂質 6.6g
食物繊維 10.1g
ビタミンA 110mg
ビタミンB1 0.32mg
ビタミンB2 0.16mg
ビタミンC 30mg
エネルギー 135kcal

大豆と比べるとタンパク質などは劣りますが、ビタミンAとビタミンCは大豆より優れています。

大豆は、アメリカ合衆国政府が発表した、ガン予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち、大豆は最も有効とされる8種類の野菜の中に選ばれており注目されている食べ物の1つでもあります。

大豆の効果・効能

  • 動脈硬化予防

大豆の脂肪の中には、リノール酸、オイレン酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれているため、血中の老廃物を除去し、血管を丈夫にし、サボニンが血液の酸化を防ぎ動脈硬化の予防に繋がります。

  • 肝臓病改善

肝臓病の食事療法は、高たんぱく低脂肪が基本で、大豆がその役割を果たしています。更にサボニンが抗酸化物質の増加を防ぎ肝機能の改善に効果的です。

  • 整腸作用

納豆を食べて、納豆菌を体内に取り入れれば優れた整腸作用があります。腸内環境が整えられると美肌効果にも繋がります。

  • 更年期障害の症状を改善

大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進することによって、更年期障害の症状を改善する効果があります。

  • 集中力を高める効果

レシチンの働きによって、脳の働きを活発化させ、集中力が高まります。

  • 骨粗しょう症を予防
  • コレステロール値を下げる

大豆に含まれるサポニンが持つ抗酸化作用によって、コレステロール値を下げてくれます。サポニンは、脂質の酸化を防ぐことによって過酸化脂質の発生を抑え、代謝を促進する効果があります。更に大豆に含まれるレシチンが脂質の代謝を活発にさせコレステロールや中性脂肪が減少するほか、エネルギーが効率良く代謝されることによってダイエット効果もあります。

まとめ

大豆は、タンパク質が豊富で女性に嬉しいイソフラボンを含んでおり女性ホルモンを促す作用があるので女性は積極的に摂取した食品の1つでもあります。日本には大豆から作られて食品も多いので摂取し易いので普段の食事の1品に大豆食品を混ぜてみるのはどうでしょう。

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