ファイトケミカル:β‐カロテンの効果・効能

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yasai31

最近、第7の栄養素と注目を浴びているファイトケミカルは、特に抗酸化力、免疫力アップの効果があります、そんなァイトケミカルは1万種類以上あると言われており、その中のβーカロテン効果・効能を纏めてみました。

β‐カロテン

βカロテンとは、色鮮やかな緑黄色野菜などの色素成分に多く含まれるカロテノイド(主にα-カロテンとβ-カロテンの2種類に分けられます。)の一種で、体内でレチノール=ビタミンAに変換されるため、プロビタミンAとも呼ばれます。因みにβカロテンの名前は、人参(carrot)の橙色のもとになっている栄養素であることからこう名付けられています。

β-カロテンには、ビタミンAの作用をするという働きがあります。β-カロテンが豊富な野菜や果物(にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、トマト、みかん、すいか)を十分に摂取することによって、心疾患やある種のがんのリスクが低減すると言われています。ビタミンAの摂取に関しては過剰摂取に注意が必要ですが、βカロテンでの摂取は必要な量だけビタミンAに変換されるため過剰摂取の問題も無く、残った分のβ-カロテンのまま脂肪組織に蓄積されます。

βカロテンは、ビタミンAに変換される以外に注目されている効果は、強力な抗酸化作用です。抗酸化作用とは、体内に発生した活性酸素を除去する働きです。活性酸素は体内で増加しすぎると、人間の体に害を及ぼしてしまいますので、抗酸化作用は、いま最も注目を浴びている働きでもあります。

ビタミンAは、皮膚の粘膜を形成するのを助けて肌の角質化を防ぐ作用があるので、肌荒れ、乾燥肌を防止効果があり、シミ・シワの予防やニキビ対策にも効果があります。また子どもの成長にも深く関与する栄養素で、歯や骨などの成長にも関わっているため、不足すると成長障害が起こる可能性があります。

βカロテンの効果・効能

  • 夜盲症の予防・改善

夜盲症とは、夜間などの薄暗い場所や暗所において極端に視力が低下し、ものが見えづらくなることで、鳥目と呼ばれることもあります。ビタミンAが不足することで、網膜の光に対する反応が鈍くなり、薄暗い場所や夜間では、視力の低下を引き起こしてしまいますが、βカロテンを摂取することによって、ビタミンAが作られ視力を正常に保つ働きをしています。

  • 黄斑変性症を予防

β-カロテンの持つ抗酸化作用は、黄斑変性症を予防する効果があり、ビタミンCやビタミンEなどと一緒に摂取すると良いと言われています。

  • 粘膜を健康に保つ

β-カロテンから変換されるビタミンAには、人間の粘膜を丈夫にする効果があります。粘膜は、体内に病原体やウイルスの侵入から守る役割をしていますので、粘膜が弱らないようにすれば風邪などの予防に繋がります。

  • 美肌効果

抗酸化作用が強いため活性酸素を排除することからシミや、ソバカスを防ぐなどの美容効果

  • ガンを予防および抑制

β-カロテンの持つ抗酸化作用は、ガンのきっかけとなる遺伝子の損傷を防止する効果があり、ガンの予防や抑制の効果があります。

  • 動脈硬化予防

βカロテンには抗酸化作用があることから、血液中の悪玉(LDL)コレステロールが血管内で溜まって酸化するのを防止する働きもあり、動脈硬化の予防効果があります。

まとめ

βカロテンは、ビタミンAに変化され、過剰にビタミンAに変換されること無く効率よくビタミンAを摂取することができ、βカロテンの抗酸化作用もあります。

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