ファイトケミカル:サポニンの効果・効能

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最近、第7の栄養素と注目を浴びているファイトケミカルは、特に抗酸化力、免疫力アップの効果があります、そんなファイトケミカルは1万種類以上あると言われており、その中のサポニン効果・効能を纏めてみました。

サポニン

サポニンとは、植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種で苦みやエグみなどの元となる成分です。特に、大豆や高麗人参に含まれるサポニンには様々な健康効果が期待されています。田七人参のサポニン含有量は高麗人参の約10倍含まれています。サボニンは”天然の界面活性剤”とも呼ばれている成分です。その訳は、サポニンには、水に溶かして振ると泡立つという特徴から洗剤としても使われていました。ファイトケミカルとしての特徴は体内の悪玉コレステロールを除去したり、血栓のもととなる過酸化脂質の生成を抑制したり血糖値を下げる効果があります。

サボニンが含まれている食品は大豆が身近な食べ物でしょう、高麗人参とか田七人参には多くサボニンが含まれていますが手に入りにくいです。大豆製品の中でも、豆腐はサポニンの苦みが合わないたんぱくな味のため、サポニンは取り除かれているので、その他の大豆製品から摂取することが可能です。他にはゴボウも身近な食べ物なので摂取しやすく、最近では”ゴボウ茶”などで簡単に摂取もできます。

サポニンは様々な植物に含まれていますが、サポニンの種類によって安全性が違っていてサポニンの毒性があります、大豆や人参に含まれるサポニンは安全性が高く、大豆サポニンだと1日に100mgを摂取すればよいです。桔梗や柴胡などに含まれるサポニンは、過剰に摂取すると、赤血球の膜が溶ける溶血作用や吐き気を引き起こすことがあるため注意が必要です。またサポニンはコレステロール値を下げてバランスを整えてくれる作用もありますが、悪玉コレステロールだけでなく善玉コレステロールも分解してしまうという作用もあります。

サポニンの効果・効能

  • 肥満を予防

大豆サポニンには、腸で吸収したブドウ糖が脂肪と合体しないように抑制し、脂肪の蓄積を抑えることによって肥満を予防する効果があります。

  • コレステロール値を下げる

コレステロール値を下げてくれる効果が期待できるのが大豆サポニンで、大豆サポニンは、コレステロールの代謝を促進して、コレステロール値を正常値に調整してくれる効果があります。血流促進作用もあり、悪玉コレステロール値を下げ、血液中の過酸化脂質を血管内に付着しないようにしてくれる作用があり、血液をキレイに保ち、生活習慣病を防いでくれます。

  • 血流を改善

サポニンの血流改善効果は、血管を広げて血流をスムーズしてくれて、毛細血管も広げてくれる効果があるため、冷え性の人は手足の冷えを改善する効果もあります。

  • 免疫力を高める

サポニンには、ウイルスや細菌から体を守る免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化する効果があります。

  • 肝機能を高める

肝機能を高めるには、サポニンの中でも特に大豆サポニンが有効で、大豆サポニンは体内に入った脂質が酸化するのを防ぐ作用がありますから、肝臓の負担を軽減します。さらに、大豆のたんぱく質には肝細胞を再生する働きがありますので、さらに肝機能を活性化してくれます。

  • 咳や痰を抑制

桔梗サポニンには、肺に侵入してきたごみや異物を排除する気管の分泌液が促進され、痰が出やすくなります。他にも咳や痰、のどの腫れや化膿などにも効果があり、薬などにも使われています。

まとめ

サポニンは過剰摂取し過ぎには注意が必要ですが、日常生活で摂取する分には問題が無いので、大豆食品やゴボウを積極的に摂取しましょう。

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