ファイトケミカル:イソフラボンの効果効能

この記事の所要時間: 420

resize

最近注目の栄養素ファイトケミカルは、抗酸化力、免疫力アップの効果があります、そんなファイトケミカルは1万種類以上あると言われており、そのなかの、イソフラボン効果効能を纏めてみました。

イソフラボン

イソフラボンとは、大豆に含まれているポリフェノールの一種で、その含有量は大豆一粒にわずか0.2~0.3%ほどしかない貴重な成分です。イソフラボンは2種類あり、1つは分子の大きい ”グリコシド型イソフラボン”もう1つが分子が小さく体への吸収力が高い”アグリコン型イソフラボン”とあり、分子の大きいイソフラボンは身体に吸収されず、腸内細菌の働きによって糖が分解され、”アグリコン型”になって初めて体内に吸収されますが、腸内細菌は個人差がある為、人によって吸収量は違います。分子の大きい”グリコシド型イソフラボン”だと体内に吸収できる割合は2割程度で残りの8割は身体に吸収されず排出されてしまいます。

分子の小さい”アグリコン型イソフラボン”はすでに糖と別れているため、胃や腸ですみやかに吸収されます。さらに、吸収率は、グリコシド型イソフラボンの約3倍。 吸収のスピードも約2時間です。豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品に含まれているイソフラボンですが、これら大豆食品のイソフラボンは”グリコシド型イソフラボン”のため吸収が悪いです、大豆食品で”アグリコン型イソフラボン”は醤油や味噌とかになります。イソフラボンの注目点は、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと似た働きを持っており。エストロゲンは、美しい肌やふくよかな体つきをつくる上で欠かせない女性ホルモンで、女性には嬉しい効果でもありますが、過剰摂取には注意が必要で、1日あたりの目安摂取量は、40~50mgと言われています。他にも、大豆アレルギーを持つ方は、大豆由来のイソフラボンを摂取するとアレルギーを起こす可能性や、妊娠中や授乳中の方がイソフラボンを摂取すると、ホルモンバランスに影響を与える可能性があるため注意が必要となります。

効果

  • エストロゲン様効果

イソフラボンと女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分子構造がよく似ており、体の中でエストロゲンと同じような働きをし、更年期などの症状をおだやかに抑えることができます。またイソフラボンの良いところは、体内のエストロゲン量に関わらず、ホルモン値にほとんど影響を与えないということです。

  • 抗エストロゲン様効果

イソフラボンは、エストロゲンが不足しているときにはエストロゲンを助ける働きをしますが、逆の働きで、エストロゲンが過剰なときはエストロゲンを抑える効果があります。またエストロゲンが過剰になると乳がんのリスクが高まるため、イソフラボンはホルモンバランスを整えることで、乳がんの予防にも役立ます。

  • 血流改善

イソフラボンは血小板の凝集を抑制する働きがあり、赤血球が重なったコインの ようにつながる連銭形成を改善するためです。しかも摂取して約2時間で血液サラサラ効果があらわれます。

  • 抗酸化効果

ポリフェノールの一種であるイソフラボンには、高い抗酸化作用があり、大豆胚芽を麹菌で発酵させたアグリコン型イソフラボンは1,000倍もの抗酸化効果があります。

  • 骨粗鬆症予防

イソフラボンには、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにする働きがあります。エストロゲンの分泌が減少すると、骨にカルシウムを蓄えておく力が低下してしまいますが、イソフラボンは、エストロゲンの分泌を促し、骨の中にカルシウムを蓄えることで、骨粗鬆症を予防します。

  • 美肌効果

年齢や生活習慣によってエストロゲンの分泌が減少すると、肌の弾力を保つコラーゲンや、肌に潤いを与えるヒアルロン酸をつくる力が低下し、しわやたるみなどの肌の老化現象が引き起こされますが、イソフラボンには、肌の弾力性を保ち、しわを改善する効果に期待ができます。

  • 抗ストレス効果

ストレスを感じた時に副腎で作られる物質はコルチゾールで、コルチゾールが増えるとイライラしたり血圧が上がったり動悸が激しくなったりしますが、イソフラボンはコルチゾールを合成する酵素の働きをブロックしてくれる働きがあります。その結果、”ストレスホルモン”のコルチゾールの分泌が減ります。

  • 脂肪細胞の分化と燃焼促進

イソフラボンには、脂肪細胞を分化させて小さくする効果と、脂肪細胞の燃焼を促進する作用が認められており体脂肪、とくに内臓脂肪を減らすことが研究でわかっています。

  • 抗炎症効果

近年、イソフラボンに炎症を抑える働きがあることが解明され、炎症を起こす物質(TNF-α)に対して、過剰産生をイソフラボンが抑制する効果があります。

まとめ

イソフラボンを効率的に摂取するには、分子が小さく体への吸収力が高い”アグリコン型イソフラボン”がお勧めで、食品では醤油や味噌などにしか含まれていないので、サプリメントから摂取するのも一つで方法です、また女性ホルモンに働きかけるのに有効なローヤルゼリーもお勧めです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加