健康効果豊かなパントテン酸のサプリメント

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パントテン酸

皆さんはパントテン酸という成分をご存知ですか?かなりの数の食品に含まれる健康成分であり、サプリメントからも摂取することが出来ます。そんなパントテン酸の健康効果を見ていきましょう。

パントテン酸について

パントテン酸とは粘り気のある液状の黄色い物質であり、ビタミンB群の一つです。体内でのエネルギーの生成やストレスへの抵抗力をつける働きがあり、全身の細胞や組織の健康を保持する役割を果たしています。

水溶性のビタミンのため熱や酸に弱い性質がありますので、調理の加熱などの過程で半分程度が失われます。パントテン酸を多く含む野菜であるアボガドやモロヘイヤなどは、サラダにして生で食べると多く摂取できます。

 

パントテン酸の効果

 パントテン酸はビタミンCの働きをサポートして、健康な肌を作ります。ニキビや肌荒れにパントテン酸が有効だと言われるのはこの効果ゆえです。健康な肌をつくる重要な成分であるラーゲンがタンパク質から生成されるときにビタミンCが使われる作用をサポートして、肌の健康を保ちます。

パントテン酸

 またストレスを緩和させる効果もあります。パントテン酸は副腎皮質ホルモンというストレスへの抵抗力を高める物質の働きを促進させます。これによって過剰なストレスによる活性酸素の増加を防ぎ、全身の細胞へのダメージや老化を和らげます。

 さらに血中の善玉コレステロールの合成を促進して、動脈硬化を予防します。コレステロールとは脂質の一種であり、善玉コレステロール(HDL)悪玉コレステロール(LDL)があります。肝臓で生成されたコレステロールは細胞膜やホルモンの材料であり、LDLによって全身へと運ばれます。そして余ったコレステロールがHDLによって再び肝臓へと戻っていきます。悪玉というと身体に害を及ぼすイメージがわきますが、実際には体に必要な役目を果たしています。大切なのはそれぞれのバランスが調整されていることです。しかし、LDLが多いと余ったコレステロールが血管壁に付着して血管が硬くなり、血液の流れが悪くなります。これが動脈硬化です。パントテン酸はHDLの合成を促進することでHDLとLDLのバランスを取り、動脈硬化を防止するのです。

 

パントテン酸を豊富に含む食品(100g当たり)

レバー鶏 10.12mg レバー豚 7.19mg レバー牛6.40mg 

椎茸7.93mg 卵 4.36mg 納豆 3.60mg 

主にレバーや椎茸、納豆などに多く含まれています。レバーはレバニラのような炒め物によく使われます。椎茸も炒め物に使い、あるいは鍋で食べられます。しかし、これらの食品が苦手という方は割といらっしゃいます。そのような方はサプリメントを使う手もあります。パントテン酸を手軽に補給でき、他のビタミンなど栄養素がバランス良く含まれています。ただしあくまでサプリメントは補助的なものであり、基本的に食事から栄養を摂るのが一番ということに気を付けてください。

 レバー

パントテン酸を摂りすぎることはあるの?

多くの食品に含まれており、また体内で生成もされるため過剰にパントテン酸が供給されるのではないかと思う方もいらっしゃいます。しかしパントテン酸は水溶性であり、体内で蓄積することもないことからサプリを飲みすぎて過剰摂取となることはまずありません。また上記の理由から欠乏することもほとんどありません。ただし、抗生物質などを服用している際には体内で合成する働きが鈍ることがありますので、このときは注意が必要です。疲労感や頭痛、手足の知覚異常などが症状として現れます。薬を使っている場合は飲み合わせの可能性がありますので、レバーや納豆などを食べて食事からパントテン酸を補給しましょう。パントテン酸は、ないと確実に困る成分ですが、かなりの食品に含まれており、さらには体内で生成することもできますので、正直あまり意識する必要はないかと思われます。しかし、レバーや納豆など食べず嫌いの方は欠乏してしまうかもしれませんので、好き嫌いをなくせばパントテン酸については全く心配無用となるでしょう。

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