タウリンの肝臓や脂肪肝への効果・効能

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タウリン

タウリン肝臓を強くする成分として良く知られています。
多くの栄養補給ドリンクにも配合されていますね。それだけではなくて、脂肪肝を予防・改善するという効果・効能も見られています。
ここでは、具体的にタウリンのどのような有用性が肝臓へ好影響を及ぼすのかを述べていきます。

肝臓のはたらき

肝臓のはたらきは、大きく三つに分けられます。すなわち、
①食事から得た糖質タンパク質脂質を体内で貯蔵してエネルギーに変える代謝、
②アルコールや老廃物などの毒素を分解して無毒化する解毒、
③老廃物を排出するための胆汁の分泌、です。
糖質、タンパク質、脂質の三つは三大栄養素と呼ばれ、生命活動を維持するために必要不可欠なエネルギーですが、摂りすぎる傾向にある成分でもあります。
三大栄養素は過剰に摂りすぎた分が毒素に変換されやすいため、解毒作用を持つ肝臓に負担が掛かります。
肝臓に負担が掛かすぎて正常な働きが出来なくなると、中性脂肪やコレステロールが溜まって脂肪肝となります。また肝臓は”沈黙の臓器”と言われているだけあって異常が出てきたころには遅いと言われています。その為、脂肪肝となると生活習慣病のリスクが高くなるばかりか、肝硬変へ進行する危険性もはらんでいますので、普段から肝臓への負担を減らし肝臓のケアをしておくのが大事でもあります。

効果
タウリンのはたらき

タウリンはアミノ酸の一種で、人間が保有するタウリンの70%は筋肉に含まれています。
また、網膜にも高濃度で含まれており、眼の網膜機能障害についてもタウリンのはたらきが重要視されています。
タウリンは体内で合成可能な成分ですが、合成量だけでは圧倒的に必要量(1000mg~6000mg)に足りないため、食事で補う必要があります。
イカ・タコ・貝類などの海産物に多く含まれており、植物にはほとんど含まれていませんので、魚離れが叫ばれている現代では、タウリンは食事によって摂取しにくい成分といえるでしょう。また肉にも含まれていますが微量しか含まれていないのです。水に溶けやすい成分の為、調理した際はスープなどにもタウリンが含まれているのでスープも飲み忘れない様にしてください。また熱に強くない為、火を通すと3-5割減ってしまいますので、生で摂取できるものは生で摂取した方が多く摂取できます。
そんなタウリンは、肝臓の健康維持への貢献度が非常に高いのが特徴です。
アルコールの分解にタウリンが有用なのは、肝臓におけるアルコール分解酵素のはたらきをサポートして分解を促進するためです。
肝細胞の修復をして再生を促す効果もあるとされますので、肝臓を強くする、というフレーズもあながち間違いではありません。タウリンが不足すると、肝機能の低下の他にも生活習慣病リスクや網膜にも少し含まれている成分の為、網膜の機能障害の可能性も高まってしまいます。また、胆汁酸と結合することで脂肪の消化や吸収を助けます。
胆汁酸はコレステロールを材料として作られるので、胆汁酸を作ることでコレステロールが消費されます。
つまり、肝臓内への中性脂肪やコレステロールの蓄積を減らすことになり、脂肪肝の予防・改善につながるといえます。

まとめ

タウリンは肝臓の三つのはたらき(代謝、解毒、胆汁の分泌)を手助けするだけでなく、肝細胞の修復・再生を促進します。
また、肝臓に摂取されることによって中性脂肪やコレステロールを排出する効能もあります。
現代社会では食事だけでは十分な量を摂りにくい成分ですので、サプリメント等を上手に活用すると良いでしょう。

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