牡蠣肉エキスの副作用

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牡蠣

牡蠣は栄養素が豊富で、人間の体からは作り出せないビタミンやミネラルも多く含まれています。牡蠣肉エキスは牡蠣の成分を抽出したもので、主に食事で摂りきれない栄養補給のサプリメントとして使用されています。ここでは、栄養過多にならないのか?摂りすぎる事での副作用は?といった点に絞ってみていきたいと思います。

牡蠣肉エキスを摂取する際の注意点

牡蠣肉エキスにはミネラルの亜鉛が多く含まれており、不足すると肌荒れや脱毛、情緒不安定、味覚異常を引き起こすといいます。
しかし、逆に摂りすぎると貧血や免疫機能の低下につながってしまいます。
人は腸管から栄養分を吸収しますが、亜鉛が多すぎるとその吸収を妨害します。
すると鉄や銅が必要分も吸収されなくなってしまい、鉄欠乏症貧血を起こしたり集中力や免疫力の低下を招きます。他にも長期にわたって亜鉛の過剰摂取が続くと腎臓障害に繋がる可能性もあります。
また、牡蠣エキスといえばタウリンが豊富で、肝機能に良い影響をもたらすことでよく知られています。
基本的に不要なタウリンは腎臓で分解されて尿として排出されるので副作用はないとされますが、過剰摂取をすると吐き気、便秘、下痢などの症状を感じる人もいるようです。
加えてタウリンには胃酸の分泌を促進する作用もあり、胃酸が出すぎることで胃潰瘍になってしまう危険性もあります。
牡蠣肉エキスは薬ではなく健康食品ですので、基本的に「用量・用法」といったものはありません。
しかし、無機物であるミネラルは摂りすぎると体に負担がかかりすぎるため、摂取過多になると返って調子が悪くなってしまいます。
その他の栄養素に関しても、体への影響が強ければ強いほど薬も毒になりやすいものです。これら副作用は長期にわたって過剰に摂取し過ぎた場合の為、ふだんからサプリメントの決められた摂取量通りに摂取していれば何ら副作用の心配はないので、必ず摂取量を守るようにしましょう。

報告されている副作用

牡蠣の場合は食中毒の可能性があります、牡蠣肉エキスは食中毒は無いですが、人によっては、牡蠣肉エキスを摂ることによって、吐き気や下痢、腹痛を起こす場合があります。
これは、上述したようにタンニンによる作用ではないかと考えられます。
また、勃起不全につながることもあるようです。
牡蠣肉エキスに含まれる亜鉛には精力回復の効果があるといわれているので、それを目的としてサプリメントを摂取している人も少なくないと思います。
しかし、亜鉛は過剰摂取すると神経障害を引き起こすと言われており、脳からのシグナルが伝わりにくくなる為に、このような副作用が起こるのではないかと考えられています。
亜鉛は食物から摂取できるものです。
その補助品としてサプリメントを摂るわけですが、食品から十分に摂取できている状態でサプリメントを摂取すると、決められた摂取量を守っていても過剰摂取につながることがあります。

まとめ

牡蠣肉エキスを過剰摂取することでの副作用の報告が何点かありますが、長期に亘って過剰摂取を続けない限りそう心配するものではありません。また逆に短期間で過剰摂取をしたからといって牡蠣肉エキスの効果が得られるわけでもありません。人によって体質が異なりますので、大多数の人にとっては問題がなくても、自分にとっては過剰な量ということもありえます。自分の体質、体調とよく相談して摂取することをおすすめします。

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