核酸を多く含む食品のとり方

この記事の所要時間: 320

核酸

核酸は遺伝的物質ですが、実は栄養としても優れた作用を持っています。核酸含む食品をとることで、代謝を促進して健康的な身体を作ることができます。そのとり方を見ていきましょう。

核酸を構成する物質

核酸とは、DNARNAという二つの物質から構成されています。

DNAとは遺伝情報の塊であり、一方RNAは生物にとって重要なタンパク質を生成する働きを持っています。

人体は60兆個の細胞から構成されていますが、数ヶ月でほとんどの細胞が生まれ変わるとされています。この代謝を始めとする様々な生命活動の基礎である細胞は、核酸とタンパク質によって生成されます。タンパク質を摂取すると体に吸収する働きを持つ酵素によって消化され、アミノ酸へと分解されます。この分解されたアミノ酸は人体のあらゆる箇所へ運ばれていき、必要に応じてタンパク質に組み直されます。核酸はこの組み直す作業を行う役割を果たしています。 

 

核酸の効果

では核酸を摂るとどのような健康効果があるのでしょうか。

代謝が促進にされ、細胞の生まれ変わりが活発になることから美肌効果が期待されています。肌は毎日のように生まれ変わっており、これに必要な核酸を摂取することでターンオーバーがスムーズに行われると考えられています。また髪の毛にも作用して、白髪や薄毛を防止するとも言われています。

さらに代謝を促進する作用に加えて、糖分の吸収を抑える作用もあるためダイエット効果もあるとされています。生命活動を維持する基礎代謝を活発にする効果もありますので、肥満の防止にもなります。

疲労を回復する

 核酸は体内で活性酸素を抑制する抗酸化力があります。活性酸素が増えすぎると、老化や代謝不全の原因となります。また核酸を構成するアデノシンヌクレオシドという成分には、血流を改善させて新陳代謝を活発にさせる作用があり、疲労の回復になります。

 

ダイエットにも効果的

 新陳代謝を促進させるため、健康的な身体を作ることができます。さらに糖分の吸収を抑える作用もあるため、余分なカロリーをつかないようにします。

 血液を作る

 鉄分が足りていても、銅などが足りていないと貧血になることがあります。これは核酸においても同様と言われています。赤血球や白血球など血液中の物質の生産も行い、健康な血液が流れるように働きかける作用があり、核酸は貧血対策にもなるのです。

効果

 核酸を多く含む食品

鮭の白子 10660mg/100

ちりめんじゃこ 2350mg/100

煮干し1210mg/100

鰹節 750mg/100

 

核酸は魚かあるいはそれを乾燥させたものに多く含まれています。一日に2000mg程度が目安のため、これらを食べれば容易に十分な量が摂取できます。あるいはいわしやあじなど他の魚類からでも摂ることが出来ます。

鰹節はお好み焼きなどの上に乗せるなどして食べることが多いですが、ふりかけにしても美味しく食べられます。煮干しは出汁に使うことがほとんどですが、これも細かく砕いてふりかけで食べられます。そのままおやつ代わりに食べると、カルシウムも豊富に摂取できます。

鮭の白子はなかなか目にしない食材です。たまに関西風のおかず屋で見かけることもあり、食べてみると珍味な印象でした。

しかし、実際には日本人の半分以上が一日に必要な量を摂取できていないと言われています。 どうしても足りないときには核酸を配合したサプリメントを使いましょう。

サプリメント

 最後に

もっとも核酸はサプリメントなどから摂ることもできますが、他の栄養素とのバランスもあるため、通常の食事から摂るのがベストです。欠乏症も特にありません。その上、核酸を多く含む食材はカルシウムなど必要な栄養素が含まれていますので、なるべく生の食材を食べましょう。

関連記事:『核酸の役割』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加