ルテインの摂取量と副作用

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ルテイン

近年、注目され始めている目に良い成分に「ルテイン」というものがあります。
まだまだ馴染みが薄い方のほうが多いんじゃないでしょうか。
しかし目の健康に効果がある、と言われてもまだ聞きなれないものを積極的に摂取していくのはちょっとこわいですよね。そこで今回は、これから注目のルテインの摂取量や副作用について知ってもらいたいと思います。

ルテイン

ルテインとは、カロテノイドの一種で強い抗酸化作用がある為、さまざまな病気の原因となると言われている活性酸素の除去に効果があり、特に白内障や物が見えにくくなる黄班変性などの目の疾病に対して予防や改善に効果があると言われています。また美肌にも良いとされ、アンチエイジング効果も期待できるというまさにこれから注目の成分なのです。人間の黄斑部や水晶体、皮膚、乳房、大腸に存在しており、上記にも述べてますが、目への効果が非常に高いと言われており、主にマリーゴールドやほうれん草。人参。カボチャなどの緑黄色野菜に含まれています。

・ルテインの1日の摂取量は?

ルテインの研究が進んでいる、アメリカの食品医薬局(FDA)が推奨する1日のルテイン摂取量は、健常者で6ミリグラム、飛蚊症の改善には12ミリグラム程度、白内障患者で20ミリグラムとなっています。
そしてそれがどれくらいの量かというと、ルテインが豊富に含まれている緑黄色野菜のほうれん草では100グラムあたりでおよそ10ミリグラム、ブロッコリー100グラムで2ミリグラムとなっています。
ただしこの量のルテインが全てそのまま吸収されることは難しく、さまざまな原因で多くが吸収されずに排出されてしまうことも多いそうです。
できるだけ吸収するためには、野菜などであれば生よりは調理して食べたほうが良いとされており、ルテインは脂溶性なので炒めるなど、油と一緒に摂取することで吸収が良くなります。
また毎日継続して摂取するには、どうしても食べ物からだけでは限界があるので、サプリメントなども併用するのが効率的なルテインの摂取には良いでしょう。

・ルテインには副作用はあるの?

そしてやはり気になるのは副作用ですよね。ルテインは自然の食べ物に含まれている成分なので、例え摂取し過ぎても重篤な副作用はないと言われています。
ただし、これは天然のルテインに限ります。天然のルテインはマリーゴールドという植物に含まれているもので、安全性が高いと言われていますが、石油を原料として科学的に合成した人工ルテインの場合は要注意です。
サプリメントなどで使われることが多い人工ルテインは摂取した際に、目のかゆみや腫れ、胸やけや嘔吐、咳や喘息などの副作用が出る可能性が報告されています。
また喫煙者が人工ルテインを摂取すると肺がんのリスクが高まるという研究もあります。
サプリメントからルテインを摂取する際は、原材料も確認し、人工ルテインにはこのようなリスクがあることも認識したうえで摂取するようにしましょう。またルテインの摂取量上限としては、1日35ミリグラムと日本の厚生労働省と言っていますが、国連の場合は体重1キロあたり、2ミリグラムとかなりの量になります。その為、上限に関してはそこまで厳しくはないので、少し摂り過ぎたくらいでは問題は無さそうです。

まとめ

ルテインは人の体内では作り出すことができない成分で、なおかつ加齢と共に減ってくると言われています。そのためにできれば日常的に食べ物やサプリメントから無理なく継続して摂取していくことが望ましいですね。特にルテインは緑黄色野菜に含まれているので、食べ物で摂取すると食物繊維も一緒に摂取することが出来るので野菜不足の現代人にはお勧めでもあります。

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