Lカルニチン:成分の効果・効能

この記事の所要時間: 330

Lカルニチン

Lカルニチンは、αリポ酸と共にダイエットサプリのご愛用者ならばよく目になさるお馴染みの成分だと思います。しかし、どんな役割をしている成分かはご存知でしょうか?今回は、そんなLカルニチンの持つ効果効能についてまとめてみました

Lカルニチンとは?

L-カルニチンとは、実はアミノ酸の一種になります。体内の脂肪を燃焼しエネルギーに変換する人間が生きていく上での必要不可欠な栄養成分となります。

L-カルニチンは、必須アミノ酸のリジンメチオニン(※)から、肝臓で合成され、体内でたんぱく質の形はとらない遊離アミノ酸になります。

L-カルニチンは、全身の骨格筋や心筋などを中心に存在しており、脂肪酸は、L-カルニチンによってミトコンドリアへと運ばれます。脂肪酸は、継続的にエネルギーを作り出すことにより、心臓や筋肉を動かしています。脂肪酸は、単独ではミトコンドリアの中に入ることができないそうです。筋肉細胞の中に入ってきた脂肪酸をミトコンドリアの中に運ぶというとても重要な役目をしているのがL-カルニチンというわけです。

※必須アミノ酸のリジンとメチオニンは、どちらも人間の体には必要とされる成分で肝機能を高める効果を持っています。リジンは、ブドウ糖の代謝を高めて脳の活性を助けたり、

カルシウムの吸収を促進する働きがあります。メチオニンには、利尿作用や、ヒスタミンを抑制する効果があります。

Lカルニチン

歴史

L-カルニチンは、1905年、ロシアの研究者により発見された成分です。筋肉中の成分として発見されたことから、「カルニス」という肉の意味を表すラテン語にちなんで「Lカルニチン」と名付けられました。

日本では2002年12月25 日より食品衛生法上の食品としての利用が認められました。その為に、Lカルニチンが販売され始めたのは2003年以降になります。それ以前は、心臓病の治療薬として認可されていた成分のようです。

効果・効能

心臓病への効果

Lカルニチンは、心臓に対する働きが明らかになったことがきっかけで注目されはじめました。心臓の機能が弱って息切れや動悸などがする人にLカルニチンの摂取をしてもらったら、症状がやわらいだそうです。それがきっかけになり、各国でもLカルニチンは、心臓病の治療薬として認められるようになったそうです。

心臓のエネルギーの70%は、脂肪燃焼から得ているそうです。Lカルニチンが不足していると、心臓に影響がでるそうです。コレステロールや中性脂肪は、心臓病の原因になります。中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増加させる働きがLカルニチンにはあります。また心臓の心拍のリズムを整える働きもあるそうです。つまり、Lカルニチンを摂取することで、動悸や息切れなどの心臓病の症状を緩和することができるのです。

疲労回復の効果

Lカルニチンが脂肪から産生するエネルギーは、体の疲れを回復させることにも繋がっています。エネルギーが産生されることにより、消費されたエネルギーの補給ができます。同時にスタミナの増強や筋肉疲労をすみやかに和らげる効果にも期待がもてます。また、運動前にカルニチンを摂取すると筋肉の痛みや筋肉のダメージが大幅に軽減されるともいわれています。

脂肪燃焼の効果(ダイエット)

先にもお話ししましたが脂肪を燃焼・分解しているのは、ミトコンドリアです。ミトコンドリアは、脂肪をエネルギーに変換する働きをしていますがLカルニチンの助けがないとできません。

Lカルニチンが不足すると、胃腸で消化された脂肪がミトコンドリアへ運ぶことができなくなります。そうなるとエネルギーに変換できない脂肪は体内に蓄積されることになり肥満のもとになってしまいます。不足したLカルニチンを補うことで脂肪のエネルギー変換もスムーズにできて脂肪燃焼も進むということになります。Lカルニチン

まとめ

Lカルニチンは、単独でもとても素晴らしい成分でしたね!実はLカルニチンには、まだ気になる効果があるのです。噂では、不妊にも効果があるとか?ミトコンドリアが活発になると卵子や精子が若返って妊娠しやすい体質になるとか?本当ならば凄いですよね?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加