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卵に含まれるレシチンの含有量について

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卵

レシチンには水と油を混ぜ合わせる特殊な性質があり、美容や動脈硬化予防などの健康効果があります。に含まれるレシチン含有量はとても多く、1個食べるだけでほぼ一日に必要なレシチンが摂取できます。

卵黄を構成する成分

卵に含まれるレシチン卵黄の中にあります。卵黄は、水分52%、脂質31%、タンパク質14%などの成分から構成されており、その中で脂質には中性脂肪64%、リン脂質30%、コレステロール5%が含まれています。リン脂質とは細胞膜を形成する主な成分であり、体内で脂肪が運搬・貯蔵される際にタンパク質と結びつける働きを持ちます。そして卵黄のリン脂質のうち約80%がレシチンです。 

 

レシチンの乳化作用

 レシチンの一番の特徴は、本来混ざり合わない水と油の性質を併せ持っていることです。レシチンはリン酸、コリン、グリセリン、脂肪酸という4つの成分から構成されていますが、リン酸とコリンは親水性であり、グリセリンと脂肪酸は親油性のため、レシチンは水と油を混ざり合わせるという非常にまれな性質を持っています。この乳化作用は食品の加工に多く用いられており、マーガリンやチョコレートなどの菓子類に使われています。また乳液などの化粧品や医薬品といった分野にも応用されています。

 人体においては、この乳化作用により細胞内の水溶性物質と脂溶性物質を溶け合わせて、脂質の代謝に深く関係しています。乳化作用が活発に行われるほど、脂質がエネルギーとして消費され脂肪が燃焼されるというわけです。また細胞に栄養を取り入れて、老廃物を排出させるといった機能も有しています。

 レシチン

レシチンの健康効果

     美容効果

レシチンの持つ乳化作用は、血液中のコレステロールの分解に作用して脂質を取り除く効果があります。それにより酸素や栄養分を効率的に行き渡らせることができ、肌や身体の健康を保ちます。

 

    動脈硬化を予防する効果

動脈硬化は血管にコレステロールが付着することによって引き起こします。コレステロールは適量ならば身体に栄養を与えて良い影響を与えますが、過剰になると血管に余分なコレステロールが流れ、血管の壁に付着します。これにより血管の柔軟性が失われ、脳梗塞や脳卒中を招く動脈硬化となるのです。レシチンは水と油の両方に混ざり合う特殊な性質を持ち、それが血中のコレステロールを除去する効果を発揮します。本来、血液とコレステロールは混ざり合わないものですが、レシチンを摂ることで脂質であるコレステロールが血液中の水分に乳化するようになります。そうすると、余分なコレステロールが血管壁に沈着することを防ぎ、動脈硬化を予防するのです。

 一日にどれくらい必要なのか?

レシチンが一日に必要な量は1,0005,000mg 程度とされています。卵一個あたりに含まれるレシチンの量は1個当たり1,500mg程度ですので、卵やウナギなどレシチン豊富な食品を食べれば容易に必要な量を摂ることが出来ます。ただし卵はあまりにもレシチンを多く含むので、少し食べすぎると過剰になってしまいます。レシチンは天然由来の成分であるため、基本的に副作用は発症しませんが大量に摂ると下痢や腹痛を起こす可能性があります。また食品添加物として使われているので、菓子類など多く食べている場合は注意が必要です。

まとめ

卵は豊富にレシチンを含む食材であり、人体に様々な健康効果を与えます。また食べるだけでなく、加工されて菓子類や化粧品などあらゆる商品に使われており、まさに健康や社会において有用な物質となっています。コンビニやスーパーの商品で一度ラベルを読んでみてはいかがでしょうか?

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