ビタミンの種類と効果効能(ビタミン様物質②編)

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栄養素のビタミンにはそれぞれの効果効能があります、その中でもビタミンの定義に当てはまらないにも関わらず、ビタミンと呼ばれている物質がビタミン様物質になります、それらの代表的なビタミン様物質(ビタミンF・ビタミンP・ビタミンU・コエンザイムQ10)の効果効能をまとめてみました。

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12

ビタミンC・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン

ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK

コリン・イノシトール・パラアミノ安息香酸・カルニチン

各種ビタミンの特徴(ビタミン様物質)

ビタミンF

ビタミンFは必須脂肪酸のことで、n-6系のリノール酸、アラキドン酸、n-3系のリノレン酸を含む不飽和脂肪酸を言い、不飽和脂肪酸は、植物油などに多く、生活習慣病を予防する特徴があります。最近ではビタミンFという呼び方はあまりせず、必須脂肪酸と呼ばれることが多いです。働きとして、脂溶性のビタミンの吸収に役立ちコレステロールを下げ、血栓、動脈硬化を予防します。飽和脂肪を燃焼させ、体重を減らすのを助けます。

ビタミンFが欠乏すると、動脈硬化、視力障害、皮膚の湿疹、学習能力の低下の症状や血管が弱くなり、脳出血、エネルギー不足、便秘などの症状も現れます。またビタミンFのリノール酸を摂取し過ぎると、善玉コレステロールまで減らし、発ガン物質やアレルギー症状が出やすくなります。

主な効果
  • 動脈硬化予防
  • 脂肪の燃焼
ビタミンP(ヘスペリジン)

ビタミンPはポリフェノールの一種で、ヘスペリジンとも呼ばれているポリフェノールの1種になります。柑橘類に多く含まれており、古くからみかんの皮を乾燥させ、陳皮(ちんぴ)として漢方に用いられたり、欧州では静脈の循環を改善する薬の有効成分として用いられてきました。特に黄色くなる前の青いみかんの皮に多く、黄色くなる前の10倍以上含まれています。ビタミンPは熱や光に弱く、加熱するとその効果を失いやすく、酸化しやすい成分でもあるため、空気にさらされると変性するといわれています。また、水に溶けにくい性質を持つ成分であるため、体内への吸収があまり良く無かったのですが、近年、水に溶けやすい性質のサプリメントなどが開発されました。ビタミンPには抗酸化作用や末梢血管を強化する作用があるため、血流を改善する効果、高血圧を予防する効果、コレステロール値を低下させる効果やアレルギー反応による炎症を抑制する効果があり花粉症の予防にも良いとされています。

主な効果
  • 血流を改善する効果
  • 冷えを改善する効果
  • 高血圧を予防する効果
  • 生活習慣病の予防・改善効果
  • 抗アレルギー効果(花粉症予防)
  • 骨粗しょう症を予防する効果
  • 血中コレステロール値の改善効果
  • 発ガン抑制効果
ビタミンU

ビタミンUは戦後、身近な野菜のキャベツから発見された物です。そのため別名でキャベジンとも呼ばれます、ビタミンUよりキャベジンなら聞いたことがあると言う方の方が多いかと…キャベツの他に、ブロッコリーやカリフラワー、アスパラガス、青のりや緑茶等に含まれています。

働きとして、胃腸の粘膜組織を作り、壊れた組織を修復する働きがあります。粘膜細胞への血流を促進し、胃酸を調節します。ビタミンUは、ビタミン様作用物質でありながら体内で生成されず、もともと人間の体内には存在していませんが、欠乏することもなく、必要な栄養素でもなかったのでビタミン様作用物質に分類されましたが、未だに不明な点も多いですが胃腸の粘膜や肝機能への働きは明らかになっています。

主な効果
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防
  • ガンや動脈硬化の予防

ビタミンQ(コエンザイムQ10)

ビタミンQは、体内のエネルギーをつくるために必要となる補酵素のひとつで、細胞の中にあるミトコンドリアに存在しています。コエンザイムQ10やユビキノンとも呼ばれております、どちらかと言うとビタミンQよりコエンザイムQ10の名前の方が知っていると思います。エネルギーを作り出す重要な補酵素なので、その多くはエネルギーを必要とする心臓の筋肉や、骨格筋、肝臓や腎臓に多く存在しています。コエンザイムQ10はATPをつくり出す力を活性化するという役割を担っています。コエンザイムQ10が体内に十分に存在していると、効率良くエネルギーがつくられるため、疲れにくく健康な体を維持できます、また強い抗酸化作用があり、増えすぎた活性酸素によるダメージから体を守る効果があります。因みに、活性酵素は体の中に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれる働きがありますが、増えすぎるとその強力な作用により細胞を傷付けてしまうため、生活習慣病や老化の原因とされています。活性酸素は、ストレス・紫外線・喫煙・過剰な運動などが原因で増加しますので注意してください。

コエンザイムQ10が欠乏すると、、エネルギーの生産力が低下し、疲れやすくなったり、肌の老化現象や免疫力の低下、肩こりや冷え性、めまいを起こしたり、食欲不振、動機、息切れがしたり、血圧が高くなり、不整脈などが引き起こりやすくなります。また過剰に摂取し過ぎると、まれに吐き気、胃の不調、下痢、食欲不振などもありますので注意してください。

主な効果
  • 疲労回復効果
  • 肌の老化を防ぐ効果
  • 生活習慣病を予防する効果
  • 関節痛を改善する効果
  • 骨粗しょう症を予防する効果
  • パーキンソン病に有効

まとめ

ビタミン様物質にも様々な重要な働きをしている物もあるので欠乏しない様に注意して摂取すると良いでしょう。ローヤルゼリーにはビタミン類も豊富です。

ローヤルゼリーの成分と効果効能と副作用について

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