関節痛にヒアルロン酸が効果的

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ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は近年とても注目されています。それは、美容に良いというだけのものではありません。医療の分野でもその働きを利用した治療が実際に行われています。
ヒアルロン酸の性質や働きを知っていますか。実は、ヒアルロン酸は私たちのからだの中に生まれた時から存在しているもので、なおかつからだの動きを維持する役目を果たしています。
その中で関節痛にもヒアルロン酸が効果的と言われています。

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は皮膚や眼球のまわり、軟骨にあります。ヒアルロン酸の最も大きな特徴、それは大量の水分を保持し得る保水性です。ヒアルロン酸が吸収できる水分量は重量の約6000倍ともいいます。(ヒアルロン酸1gで6リットルの水分を保つことができます)
ヒアルロン酸はもともと、糖でできているので、水分により粘り気や弾力を持ちます。例えば、皮膚に存在するそれは、保湿とともにハリを保ちます。軟骨は骨のつなぎ目でスムーズな動きをサポートします。
眼球は、想像がつきにくいかもしれませんね。眼球のまわりには薄い膜がはっていますが、その膜にはヒアルロン酸が含まれます。そうすることで目の水分を保ち、ドライアイを防ぎ、眼球を守っているのです。
ヒアルロン酸はもともと私たちのからだにあるものと前に書きましたね。もしそうなら、特別とる必要はないはずです。では、ヒアルロン酸を他から摂取するのはなぜでしょうか。
赤ちゃんの肌を例にとりましょう。やわらかくて弾力があります。指で押せばすぐに跳ね返ってくるようです。
成人した肌は弾力、ハリともに失われていきます。それは、20歳をピークに加齢とともにからだの中のヒアルロン酸が減少しているからです。
ちなみに関節痛はヒアルロン酸の減少にともない、骨の間にある軟骨がすり減ってしまうことにより起こります。

関節痛

関節痛の治療として

加齢もしくは強い衝撃により、軟骨は傷ついたりすり減ったりしてしまうことがあります。骨の潤滑油の働きをしていた軟骨がなくなりことにより、関節はスムーズな動きができなくなってしまい、歩くたびや、関節を屈伸させるたびに痛みを感じます。特に膝の関節は膝より上の重量が掛かっているので他の関節よりも軟骨への負担が大きく、痛みも感じやすいです。そうした際に行われるのが、関節にヒアルロン酸を直接注射する方法です。
保水性に優れたヒアルロン酸は水分を吸収して、軟骨を再形成してくれます。そして骨同士のクッションの役割を果たすのです。ただし、こうした治療には個人差が大きく、中には体質的に合わない人もいます。
実際の治療は医師と相談のうえ、慎重に判断してください。

ヒアルロン酸の性質は大きく分けて2つ。それは、水分を吸収する性質と水分を吸収した後は粘性や弾力性を持つ性質です。
さらに、誰でも生まれたばかりは豊富に持っているヒアルロン酸ですが、年齢を重ねるごとに少しずつ無くしてしまうことも知ってもらえたと思います。

まとめ

ヒアルロン酸注射は家ではできませんが、日頃から、サプリメントを活用して早いうちからヒアルロン酸を摂取しておくことで、関節痛予防のひとつの手段かも知れませんね。
今、ヒアルロン酸が医療の分野でも注目されている理由はこうしたところにあるのです。
ここでのお話が関節痛に悩む方のお役に立てばとも思います。ただし、医師と相談のうえ、治療を行ってくださいね。また、関節痛の原因は軟骨の現象以外にも考えられます。早めに医療機関を受診しましょう。

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