抹茶の健康効果と成分

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抹茶

日本人にとりましては、歴史的な文化でもある抹茶は、本当に奥が深いものであります。飲み物として以外にもお菓子やお料理にも欠かせませんよね!また、近年は抹茶に含まれる成分効果などにも注目され以前にもまして大人気の抹茶です。今回は、そんな抹茶健康への効果を中心に見ていきたいと思います。

抹茶とは?

抹茶の始まりは、鎌倉時代に栄西禅師が中国から持ち帰ったことが始まりといわれています。

抹茶の原料となるものを碾茶(てんちゃ)といいます。碾茶とは、覆下(おおいした)栽培した茶の葉を蒸し揉まないで乾燥させたものです。これを石臼で挽いたものが 抹茶になります。碾茶は、主として粉末として飲用する目的をもって製造します。なお、この覆下栽培の特徴は、日光を遮って育てることにより、普通に日光に当たる露天栽培のお茶と比べ2倍の葉緑素が含まれるという点です。抹茶は、煎茶などとに比べると、うまみの素となるアミノ酸の含有率が高く、渋みの原因となる成分のカテキン類が少ない分、まろやかな味わいだといわれます。

ウーロン茶

抹茶の有効成分

抹茶にはビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養がバランス良く含まれています。中でも特に多く含まれているものは、ビタミンA、ビタミンB2、葉酸、カルシウム、食物繊維などになります。抹茶の約4割は食物繊維だといわれます。食物繊維は、余分な糖や脂肪を体外に排出する働きをしますので腸内環境を整えてくれます。ビタミンAやビタミンEは脂溶性ビタミンなので水に溶けません。また繊維質は、お茶の葉には含まれていますが、性質上、水に溶けないので玉露や煎茶などの場合は、茶殻に残ってしまいます。しかし、抹茶の利点は、粉末のために全ての有効成分を摂取できるという点だと思います。そのために他のお湯で抽出するようなタイプのお茶よりも健康効果が高くなるのです。

  • カテキン…抗酸化作用、抗菌作用、抗インフルエンザ作用
  • カフェイン…覚醒作用、持久力増加、二日酔い防止、利尿作用
  • テアニン…リラックス作用、抗ストレス作用、神経細胞保護作用
  • ビタミンC…皮膚や粘膜の健康維持(コラーゲン形成)、抗酸化作用
  • ビタミンA…夜盲症、視覚や皮膚、粘膜を健康に保ち、成長を促進
  • ビタミンB1…脳の中枢神経や、末梢神経の機能を正常に保つ働き
  • ビタミンB2…皮膚や粘膜の健康維持
  • ビタミンK…血液凝固因子を活性化させる作用、骨粗しょう症を予防
  • ナイアシン…末梢血管を広げ、血行を良くし、頭痛や冷え性を予防
  • 葉酸…神経管閉鎖障害の発症と予防動脈硬化予防
  • ビタミンE…動脈硬化を制御する作用があり、老化防止に効果
  • サポニン…血圧低下作用、抗インフルエンザ作用
  • フラボノイド…口臭予防効果
  • クロロフィル…植物の緑の色素成分。
  • フッ素…虫歯の予防に有効な成分。
  • ミネラル類…新陳代謝が円滑に行われるために必要な栄養素抹茶

まとめ

私的に抹茶を表現するのならば……五感で楽しむお茶ですね。濃厚な味わいの中に感じる苦みと旨味がお茶好きには、何とも言えませんね。それに加え抹茶特有の心地よい香りとが相まって嗅覚、味覚を刺激し、深い抹茶グリーンのカラーとほわほわとした抹茶の泡に見てるだけで癒され、泡が弾ける時にでる微かな音までもが心地よく感じます。なんだか、大げさですが抹茶屋の回し者ではございませんよ。抹茶を飲む時の場所にもよりますが、凛とした気持ちになれるような気がいたします。珈琲などを飲む時は、スマホ片手にとか仕事をしながらとかが多いのですが、抹茶を飲むときは、他の事をしながらではなくて、本当に抹茶だけに向き合えるのが面白いです。やはり日本人ならではの茶道のイメージが強いお茶だけに潜在的にそうなってしまうのかも?

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