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グルコサミンとコンドロイチンの違い

グルコサミン

グルコサミンとコンドロイチンは関節痛に効果があるとして、サプリメントにおいてもセットで配合されていることが多い成分です。この二つの成分の働きの違いとはどこにあるのでしょうか。

グルコサミンの特徴

グルコサミンはアミノ酸と糖がくっついたアミノ糖という物質に分類されます。体の皮膚・爪・人体や骨と骨の間(軟骨)にあって、人間の滑らかな動きに欠かせない関節軟骨を構成している物質をプロテオグリカンといいますが、グルコサミンはこのプロテオグリカンを作る材料になります。

関節軟骨は年齢と共に擦り減っていきます。若い人でも、スポーツで肘や膝を使うことが多かったりすると、軟骨が減っている場合があります。軟骨がすり減ることにより骨と骨がぶつかり合い始めて痛み等の原因となります。年齢が若い場合は、新陳代謝も良くグルコサミン分泌も多いので、軟骨が修復される速度も速く慢性的な痛みを感じるまではいかないかもしれません。しかし、年齢が高くなればなるほどグルコサミンの分泌が少なく、また遅くなるので、軟骨の修復が追いつかなくなります。すると、関節痛に悩まされることになるのです。

グルコサミンは軟骨の強化、すり減った軟骨の修復をする働きがある為、関節痛をやわらげる効果があるとされています。またコンドロイチンとの関係も深くコンドロイチンと併用されることも多いです。

グルコサミン

コンドロイチンの特徴

一方、コンドロイチンはムコ多糖類の一種です。皮膚や粘膜などさまざまな箇所に存在していますが、軟骨にもあって水分保持や弾力保持に役立っています。コンドロイチンはグルコサミンから作られるプロテオグリカンに含まれているので、グルコサミンが減るとコンドロイチンも生成されにくくなり、グルコサミンは加齢と共に分泌が減るのでコンドロイチンも加齢と共に生成されにくくなります。その為、中高年になると必要量のわずか20分の1程度しかつくられません。

コンドロイチンの役割は、主に軟骨に水分を運ぶことにあります(軟骨は60-80%水分です)。通常体中の細胞には血管を通って血液が栄養分を運んでいますが、軟骨には血管が通っていないので、コンドロイチンが軟骨に栄養分を運んだり、老廃物を排出したりしているのです。血液と同等の働きをすることからも、コンドロイチンが関節軟骨にとっていかに重要な役割を担っているかがよくわかります。また保水力が高いため、目薬や化粧品などにも利用されています。コンドロイチンを主とするサプリメント等の原料はサメや牛の軟骨から抽出された成分で作られています。

美肌

グルコサミンとコンドロイチンの相互作用

以上を踏まえると、グルコサミンとコンドロイチンの違いは明らかだと思います。グルコサミンの役割は関節軟骨の生成、修復、強化。コンドロイチンの役割は水分や栄養素の供給、老廃物の排出による間接軟骨の水分保持、弾力性の保持です。この二つの成分は、しなやか且つ強固な関節軟骨を作るために、お互い欠かせない存在です。コンドロイチンが足りないとグルコサミンが軟骨を作ってももろいものになってしまいますし、グルコサミンが足りないとコンドロイチンが作られません。この二つをセットで摂ることで、より高い効果を発揮し丈夫な軟骨を作ることが可能なのです。

まとめ

グルコサミンとコンドロイチンは、どちらも軟骨に効能がありますが、それぞれ別々の働きで軟骨の修復にアプローチします。加齢と共に摂取した成分でもありますので、この二つを同時に摂取することで、丈夫な関節や美肌効果を高め合うことができると考えられます。


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