イチョウ葉エキスの摂取量と副作用

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イチョウ

人間が生まれる前、2億5千万年前から地球に存在していたイチョウの木。そのイチョウの葉は、人のからだに役立つ成分を多く含んでいることが最近になってわかってきました。1960年代のドイツでその研究は、はじめられました。研究の成果が実り、はれてドイツでイチョウ葉エキスが医薬品として認められたのは1965年です。その後、ヨーロッパを中心に広まっていきました。そんなイチョウ葉エキスの摂取量と副作用について纏めてみました。

○イチョウ葉エキスが良い理由

イチョウ葉エキスが健康に良いと注目される理由は「フラボノイド」と「ギンコライド」にあります。「フラボノイド」はポリフェノールの一種で血行の促進に効果があります。イチョウ葉エキスには30種類のフラボノイドが含まれており、さら”二重フラボン”と言うフラボノイドが2重に重なった特別なフラボノイドも含まれており、普通のフラボノイドより血行促進効果が3倍あると言われ合ています。

「ギンコライド」はファイトケミカルの一種で血栓を防ぐ働きがあります。つまり、イチョウ葉エキスには血液の流れを良くして、からだに栄養を行き渡らせる効果が期待できます。また、脳の隅々まで酸素を送ることで、集中力・記憶力を高めたり、認知症予防に効果があるともいわれています。丈夫な血管をつくることから動脈硬化の防止にもつながります。他にも活性酸素から身体を守るはたらきもあります。さらには、貧血防止や肌の細胞の老化防止、がん予防も期待されており、様々な効果があります。

○どのくらい摂ればよいの?

イチョウ葉エキスの摂取目安は1日約120mgです。これは健康維持を目的とした人が摂取するべき量です。例えば、認知症の改善を目的とした摂取であるなら1日240mgまでなら摂取可能であるとされています。

摂取の仕方は少量ずつを数回に分けて摂取しましょう。イチョウ葉エキスが一番よく働くのは摂取してから1時間後くらいといいます。その後は徐々に体の外に排出されていってしまいます。その為、一度に多く摂ってしまうと吸収されずに体の外に排出されてしまうので意味が無くなってしまいますので注意してください。1日の分量を守りながら、少しづつ摂取するのが一番効率よくイチョウ葉エキスを得る方法です。過剰摂取は危険です。分量は必ず守りましょう。

○注意点と副作用

イチョウ葉エキスの副作用としてアレルギーを反応を起こす人がいます。それは、イチョウ葉エキスに含まれるイチョウの葉独自の成分「ギンコール酸」という成分によるものです。商品を選ぶ際にはギンコール酸が除去されているものを選びましょう。また、ギンコール酸の除去方法が載っている場合がありますが、その方法は実際に自分で行うには難しく、お勧めできません。サプリメント等の健康食品などからで信頼できるものを摂取する方が安全で手軽に摂取ができます。

サプリ

イチョウの葉が身体に良いからと言って、生の葉や生の銀杏を食べるとアレルギー症状が出るかもしれませんので注意してください。また過剰摂取により頭痛や胃腸障害などの副作用もありますので先ほど述べた摂取量を超えないように注意をしてください。

まとめ

イチョウ葉エキスによる血の流れを良くする効果。これによって認知症、貧血、動脈硬化、がん等、現代人を脅かす病気の数々を予防できるかもしれません。

一方で、摂取量や摂取の仕方を間違えると逆に健康の害になる可能性もあります。イチョウ葉エキスは今後、研究がすすめばもっと手軽に利用できるものになっていく可能性もあります。現在、約数十カ国でイチョウの葉エキスは認可を得ています。日本では残念ながら、まだですが。今後、研究が進めば日本でもさらに大きな注目を集めることになるでしょう。そうなれば、日本での医薬品としての認可もそう遠くない未来にやってくることでしょう。

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