イチョウの葉の成分

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イチョウ

イチョウの紅葉が楽しみな季節になってきました。公園や並木道で私たちの心を癒してく

れるそれは、実は人間が生活するずっと前の地球に存在していたものです。そんなイチョウの

葉には素晴らしい栄養成分があります。そんなイチョウの葉の成分について纏めてみました。

イチョウ

2億5千万年前の地球。まだ恐竜が活躍していた時代からイチョウの木はそこにあったと言わ

れており、それほど長い歴史を持つイチョウの葉には、私たちのからだに良い成分が含まれて

いるらしいことが最近になって発見されました。イチョウは中国を原産とるすイチョウ科に属

する木です。高さは20-30m位で高い物ですと40mを越す木もあります。空きの時期には、銀

杏で知っているかと思いますが種子を付け、臭いは独特の臭いです。

最初にイチョウの葉を研究し始めたのはドイツです。それは1960年代と比較的最近で、1

965年に医薬品として販売されてから、その人気はヨーロッパ全土、さらには海を越えてア

メリカや日本にまで広まりました。

ただし、現在は数十カ国で認可されているものの、日本ではまだ認可されていません。そのた

め、日本ではサプリメントや育毛剤として利用されているのが現状です。

○イチョウの葉エキスの効き目

イチョウの葉エキスには2種類の成分が含まれています。ファイトケミカルの一種「ギンコラ

イド」とポリフェノールの一種「フラボノイド」この2つは主に血流を促進する働きをしま

す。

糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞などの現代病は、そもそも不規則な生活により血液の流れが悪くな

ることからおこる病気です。

ギンコライドは血液をサラサラにすると同時に血管拡張作用をも併せ持っています。ひどい貧

血や肩こりに悩む人は少なくありませんね。それらの原因は血行不良です。

末端部分の血管は細く、血液が流れにくいのです。血管拡張作用により末端部分にまで血液を

送ることができ、さらに栄養分を運びます。

ギンコライドは老化防止にも一役買っています。そのメカニズムはこうです。

ギンコライドは血小板活性化因子の発生を抑制します。血小板活性化因子は止血をするために

必要なもので、体の中になくてはならない重要なもの。

しかし、それは活性酸素を発生させます。活性酸素は老化を促進してしまいます。つまり、血

小板活性化因子の抑制が活性酸素発生の防止へとつながる結果、老化防止効果が働くのです。

また、活性酸素を除去してくれるギンコライドはフラボノイドと一緒だとより高い効果が期待

できます。

○イチョウの葉エキスを飲んではいけない人もいる?

イチョウ葉エキスは体に良い成分が豊富なのですが、飲むときには注意した方が良い場合もあ

ります。

妊娠中、授乳中の人です。害があるというわけではありませんが、まだ十分なデータが収集し

きれていないため、避けた方が無難です。

また、ギンコライドの効果の一つに血小板活性化因子の抑制がありました。これは、血栓予防に

効果的ですが一方で止血を妨げる働きをします。つまり、血がとまりにくくなる可能性があり

ます。

他の薬と併用する場合は医者と相談してから服用するようにしましょう。

さまざまな効用が期待されるイチョウ葉エキス。是非とも健康維持に役立てたいものです。日

本でも、もっと幅広く利用される日がやってくるかもしれませんね。

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