葉酸サプリメントの健康効果

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葉酸

妊娠中は胎児に栄養を届けるため、栄養不足や貧血になりがちです。そこで使われるのが葉酸

サプリメント。貧血の予防や胎児の身体や神経系の形成をサポートするなど嬉しい健康効果

がたくさんありますので、それを見ていきましょう。

「造血のビタミン」

葉酸は、レバーや葉野菜などに多く含まれるビタミンです。水溶性であるビタミンB群の一種

で、赤血球の形成を助ける働きを持つことから「造血のビタミン」とも呼ばれます。体内では

約半分の葉酸が肝臓に蓄積され、他は細胞分裂の盛んな組織に多く存在しています。 

葉酸の効果

 葉酸には成長を促進する効果があります。タンパク質核酸を合成するための約20種類の酵素

が働くために必要な補酵素として、重要な役割を担っています。DNAの合成が正常に行えるよ

うサポートすることで、健全な細胞分裂を促します。新陳代謝や健康的な成長に役立つことか

ら、特に細胞増殖が最も盛んに行われる胎児期や幼児期に重要な栄養素です。 

また妊娠中の女性にとっても重要な栄養素です。妊娠すると、最初期の時点で胎児の神経管が

形成されます。この神経管はのちに脳や脊髄になる重要な器官であり、この部分に障害がある

と奇形や下半身麻痺などが起こる「神経管閉鎖障害」となります。

葉酸は健全な細胞分裂に必要なビタミンであり、妊娠の前後に摂取することで神経管閉鎖障害

が発生するリスクを軽減することができます。また、先天的な心疾患の予防になるなど他のリ

スクにも役立ちます。出産後も乳幼児の発育に影響を与えるため、授乳中も葉酸を積極的に摂

取する必要があります。 

さらに貧血や動脈硬化を予防する効果もありますので、成人の方にも必要な栄養素です。

  効果

葉酸の摂り方

 一日に必要な葉酸の摂取量は成人男性で240μg、成人女性も同じ240μgですが、妊娠中370

440μg、授乳中は280340μgほどです。

食品中には100g中に海苔 15001900μg、鶏レバー1300μg、わかめ 510μg、アブラナ

340μg、枝豆 320μg、モロヘイヤ 250μgほど含まれています。これらの食品を継続的に食べ

ていけば、十分に必要量が摂取できますがなかなか難しい面があります。そこで役立つのが葉

酸配合のサプリメントです。

数粒飲むだけで一日に必要な量の葉酸を手軽にとることができます。食事で摂取量を摂ろうと

するなら、例えば海苔だと一日に35枚食べなくてはいけません。ご飯と一緒でも食べきれませ

んよね。他の食材にしても毎日食べていくのは厳しいでしょう。

また他の栄養素も配合されており、バランス良く健康になることができます。特にビタミン

B12が配合されているサプリを選ぶといいでしょう。ビタミンB12DNAの合成や細胞分裂の

働きをサポートする効果があり、さらに血液に必要なヘモグロビンを合成することから妊娠中

の貧血予防に役立ちます、葉酸はビタミンB12とともに摂取することで相乗効果的に健康にな

ります。

化学合成添加物が使われていないサプリメントであれば望ましいです。食品添加物は基本安全

なものですが、健康補助食品として使う場合は入ってない方がより健康的です。継続して使う

ものなので、成分にも気を付けましょう。

サプリメント

 サプリメントの飲み方

 サプリメントを飲むべきタイミングは本来一概には言えず、体調などの身体の状態によって異

なります。

例えば、胃が弱っているときは食後に飲むべきです。空腹時は胃液の分泌が少なく、そのため

サプリなどの錠剤自体が溶けにくい状態になっています。これによって胃に負担がかかり、胃

痛を引き起こすことがあります。なので、胃の弱い方は負担を抑えるためにサプリメントや薬

は食後に飲むのが良いでしょう。 

特に葉酸は妊婦の方々に必要な栄養素ですので、サプリを使う際は注意が必要です。サプリが

胃の負担になる恐れがあることを考えると、胃の弱い方は食べ物と同時吸収をさせるために食

後の30分後までには摂取しましょう。

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