うつ病改善にDHA・EPAの効果

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dha/epa

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には脳内の情報伝達をうながす効果や、血行を促進してくれる働きなどもあることから、うつ病の改善にも効果があるとの見方もされています。これは一体どのような仕組みからきているのでしょうか?

うつ病は心の病気?それとも…

気分の抑うつ状態や集中力の低下など、気持ちの面での問題も多く表れるうつ病。他にも頭痛やだるさ、肩こり、ホルモンバランスの乱れや睡眠障害などのほか、自律神経失調症のような体のトラブルも引き起こすことが多いです。

体の不調だけではなく、精神的に落ち込んでしまうことも多いことから、心の病ともいわれ精神的な問題だと思われがちです。しかし、このうつ病は脳内の伝達物質が大きく関係しているのです。

人間は、大きなストレスや心に問題を抱えていると、脳内のホルモンの分泌がスムーズにいかなくなったりしがちです。脳内で分泌されるホルモンにはいくつか種類があり、神経伝達物質とも呼ばれていますが、この神経伝達物質のうち「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といったホルモン物質が不足している人の多くに、うつ病などの問題を抱える患者が多いとされているのです。このように、うつ病は心の病ととらえられがちですが、脳内の伝達物質も大きく関わりがあることがわかります。

うつ病

DHAは神経伝達物質をスムーズに働かせる

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、血液脳関門と呼ばれる脳血管から脳へと侵入してくる物質をフィルターにかける機構を通り抜けることができるとされています。このDHAを摂取することにより、脳内の神経伝達物質の働きをスムーズにし、不足しがちだったセロトニンなどが正常に分泌するよう働きかけてくれるといわれています。もちろん、全てのうつ病の原因がこのセロトニン不足というわけではありませんので、DHAを摂取したからといってすぐにうつ病が改善するというわけではありませんが、滞っていたホルモン分泌が正常になることは、大きな変化をもたらすと考えられているのです。

EPAは脳内の血流を良くする働きがうつ病改善に効果的

人間は強いストレスを感じると、血管が萎縮して血行が悪くなりがちです。これにより、脳内の血行不良がおこり、うつ病へとつながっていると考えている研究者も多いといいます。

EPA(エイコサペンタエン酸)には血行を促進する働きがあるとされています。DHAのように血液脳関門を通り抜け、脳内へ直接入り込むことはできませんが、脳の血液循環を良くすることは可能です。血行を促進することは、筋肉や血管の緊張をほぐし、脳内へ十分な血流と酸素を送ることにもつながります。これにより、自律神経の乱れを整えることにもつながりますので、うつ症状やうつ病の改善につなげていくこともできると考えられますね。

まとめ

うつ病の中にはセロトニンが原因とされる物に対してはDHAやEPAがセロトニンを正常化させてくれるため、一部うつ病に対しても有効的とされていますが、効果としてはうつ病の薬と比べると良くないのでうつ病改善のために摂取は向いていないかもしれません。

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