DHAが脳に与える健康効果

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DHAを食べると頭が良くなる」と言われているように、マグロや青魚などDHA豊富な食

べ物を食べるとの活動が健全化され、認知症の防止効果があるとされています。認知症は日

頃の生活による予防が大事であり、DHAを摂るなどして日常生活に気を付けていれば未然に

防ぐことができます。

 脳に起きる病気―認知症―

 

認知症には脳内の血行不良によって引き起こされる「脳血栓性認知症」と脳細胞が委縮して起

こる「アルツハイマー型認知症」があります。 

脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血によって脳内に酸素が十分に行き渡らなくなり引き起こさ

れます。主な症状は、記憶障害や言葉、動作などの認知機能障害があります。 

一方、アルツハイマー型認知症は主に記憶学習をつかさどる海馬に集中して脳細胞が委縮して

しまう病気です。脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、神経を伝達するニューロンやシナプ

スが脱落していきます。こちらも記憶障害や認知機能障害が症状として現れ、睡眠障害が発現

することもあります。

 脳

治療方法について

 

脳血管性認知症を治療するにはまず脳梗塞や脳出血を回復させる必要があります。そこで使わ

れるのが有用と思われるのが脳血流改善薬や脳血管拡張薬などです。これらの薬物を一種類ず

つ使用して、効果のほどを検証しながら有効なものを探っていきます。あるいはQOL

Quality Of Life、生活の質)の向上など精神環境を安定させる非薬物療法も有効だと言われ

ています。

また脳の血流障害には必ず脳の動脈硬化や高血圧が存在しており、その原因は高脂血症や糖尿

病などの生活習慣病です。日頃からバランスのとれた食生活や適度の運動をして、過度にスト

レスをためないことが予防につながります。

 

しかし、アルツハイマー型認知症には現在根本的な治療法はありません。徐々に進行していく

ため、発見が遅れてしまい重篤化してしまうケースも珍しくありません。ですが、早期発見に

よって症状が改善され、進行を遅らせることは可能です。早期の段階では物忘れ程度の症状で

すが、家族など周りの方々が心配されるようであれば「自分は大丈夫」と思っていても病院に

行くことをお勧めします。周りの方の声を聴き、またご自身も周りに気を配るようにすること

が認知症の予防につながります。 

NGFという神経成長因子がアルツハイマー型認知症に対する効果が注目されています。DHA

NGFを脳内で増やす働きがあることが確認されておりDHAがしっかりとれているとNGF

の脳内の生産量が45倍に増えるという研究結果が出ています。DHAがアルツハイマー型認知

症の治療に役立つのです。

また京大IPS細胞研究所と長崎大学の研究グループにより行われた研究でも、DHAがアルツ

ハイマー型認知症を改善させたデータがあります。50代~70代のアルツハイマー患者4名を2

のグループに分け、一方にだけ低濃度のDHA2週間投与し、2週間後に両者の死滅した細胞の

割合を比較しました結果、DHAを投与したグループは細胞死の割合が15%、対して投与しなか

ったグループ32%でした。

また、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「βアミロイド」が脳内に蓄積されないよ

うにする治療も開発されつつあります。

 まとめ

DHAには認知症の改善といった脳を健康にする効果があります。DHAのサプリメントを摂

取するかあるいは薬を飲めば脳は回復していくでしょう。

しかし認知症が起こる前には生活習慣病などの原因が必ずあります。生活のリズムや食事、運

動を適度に調整しておくことが脳や身体の健康につながります。今できることを見つけて、そ

れを実践していくことが現在しいては未来の自分の健康になるでしょう。

食事

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