クルクミン:環境ホルモンにも効果

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ウコン

環境ホルモンは、人体にも動物にも自然環境にも深刻な影響を与える有害物質です。環境ホルモンから体を守るにはどうすればよいのでしょうか?ウコンなどに含まれるクルクミンには、環境ホルモンに対しての解毒作用の効果があるといわれています。

環境ホルモンから体を守る

ホルモンとは?

ホルモンという言葉は、よく耳にしますよね?そもそもホルモンというものが、どんな物質なのかはご存知でしょうか?人間の体内には、神経系、内分泌系、免疫系があり、密接に関り合う事により、全身の状態を一定に保つことが出来ています。これらを恒常性(ホメオスタシス)といいます。そして、内分泌系の情報伝達物質のことをホルモンといい内分泌腺から分泌される化学物質となります。このホルモンをコントロールしているのが視床下部です。それぞれの内分泌腺は、体内の各場所にあり、視床下部からの指示でホルモンは、血液やリンパにより各器官へと運ばれていきます。

環境ホルモンとは?

環境ホルモンとは、内分泌かく乱化学物質の事をいいます。環境庁の定義では、「動物の生体内に取り込まれた場合に、本来、その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質」となっています。環境ホルモンといえばダイオキシンの名が有名ですが、それだけではありません。

ダイオキシン類……非意図的生成物、猛毒性物質。発ガン性・催奇形性

ポリ塩化ビフェニール(PCB)……電気製品、熱媒体、1972年生産中止

DDT……農業用有機塩素系殺虫剤、1981年生産中止

スズ……漁網の汚染防除剤、1990年外航船を除き禁止

ビスフェノールA(BPA)……ポリガーボネイト樹脂・エポキシ樹脂などの原料、酸化防止剤

これらの物質は、体内のホルモン分泌に影響を与え、人間に限らずに生体に望ましくない影響を与えることが問題となっています。

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肝臓の解毒作用

肝臓にとっては、薬やアルコールなども毒となります。肝臓の解毒作用とは、体内に必要としない物質や有害物質を無毒化にして、体外に排出する働きのことをいいます。

有害物質は、肝臓で全て分解されて尿として排出されます。分解が追い付かないような時は、いったん血液中に放出して再び肝臓に戻ります。全ての有害物質が分解されて排出来るようになるまでこれが繰り返されます。また、体内で発生する有害物質もあります。タンパク質は、アミノ酸に分解された後で小腸で吸収されますが吸収しきれずに残ったアミノ酸は、大腸で悪玉菌の作用によりアンモニアなどの有害物質となります。これが吸収され血液により肝臓へ運ばれ同じように解毒されます。肝臓は、これらの解毒作用により、血液内の有毒物質、ウイルス、細菌などを取りのぞいているのです。また、アンモニアなどの疲労物質を取りのぞくことで疲労を軽減することに繋がっています。

クルクミンの効果

ウコンに含まれている主成分であるクルクミンは、環境ホルモンを無毒化する効果があるといわれています。肝臓はアルコールだけでなく過酸化脂質や有害物質を無毒化する働きもしています。クルクミンは、アルコール以外のさまざまな有害物質を分解して無害化する酵素の働きを助けています。クルクミンは、体内に入ると消化酵素の働きによってテトラヒドロクルクミンという抗酸化物質となります。体内に過剰に発生した活性酸素を除去する働きがあるので、体内の酸化を予防するといわれています。クルクミンは、ポリフェノールの一種で、カレー粉でお馴染みのスパイスのターメリック(ウコン)に含まれている黄色の色素です。有名な効果としては、二日酔いの予防などを始めとする肝機能の改善や回復、解毒作用、胆汁分泌促進、抗酸化作用、老化防止、抗がん作用、殺菌作用による胃炎予防などの効果があります。

クルクミン

  まとめ

もともと肝臓が持っている解毒作用の働きをクルクミンが助けてくれて更に効果がアップするという感じでしょうか?環境ホルモンは、本当に怖いですね……。少しでも肝臓の解毒の助けとなるものがあるのならば予防として取り入れていきたいものですね!

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