膝の痛みにグルコサミンが効果的

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グルコサミン

グルコサミンは、よく関節痛緩和、特に膝の痛みを和らげる効果があるとされるサプリメント

に用いられており、知っている方も多いかと思います。

そもそも膝の痛みはなぜ起こるのか、グルコサミンにはどのような効果・効能が期待されてい

るのかを見ていきます。

クッションとしての役割を持つ関節

膝や肘といった足や腕の曲がる部分は、関節と呼ばれます。
関節は骨と骨とのつなぎ目で、人間の体には約350ヶ所あります。
私たち人間の動作が人形やロボットのようにぎくしゃくせず滑らかなのは、この関節によって体を自在に曲げ伸ばしできるからです。
関節には硬い骨同士がぶつからないように、関節軟骨で覆われています。
この関節軟骨がクッションの役割をしているために、骨を保護し、衝撃を和らげることができるのです。
また、関節部分は関節包という袋状の組織によって包まれており、その内側には関節を滑らかに動かすためのいわば潤滑油の役割を持つ滑液で満たされています。
関節軟骨が擦り減ると骨同士がぶつかってしまい痛みを感じるようになります。

グルコサミンとは

グルコサミンはアミノ酸と糖がくっついたアミノ糖という物質に分類されます。体の皮膚・

爪・人体や骨と骨の間(軟骨)にあって、人間の滑らかな動きに欠かせない関節軟骨を構成し

ている物質をプロテオグリカンといいますが、グルコサミンはこのプロテオグリカンを作る材

料になります。

グルコサミンの役割とは?

関節軟骨の主な主成分は、プロテオグリカンとⅡ型コラーゲン、軟骨細胞です。

プロテオグリカンとは水分を多量に保持する機能のある成分で、コンドロイチンやヒアルロン

酸を含んでいます。

コンドロイチンやヒアルロン酸は関節だけでなく肌やその他の各部位にも存在していますが、

いずれにおいても水分保持のために欠かせない物質です。

コンドロイチンは水分保持に加え関節軟骨への栄養分の供給、老廃物の排出。ヒアルロン酸は

主に水分を蓄える役割を果たしています。

プロテオグリカンは関節に弾力を持たせ、滑らかな動きを与えます。

グルコサミンはこのプロテオグリカンを合成する材料となる物質ですが、加齢によってその合

成能力は低下していくと言われています。その為、サプリメント等で外部からの補給が必要と

されています。その為、プロテオグリカンを増やすためには、グルコサミンよりもコンドロイ

チンを意識して摂取するほうが、理論的には効果的です。

膝の痛み

グルコサミンを摂取する意義

グルコサミンには、炎症を抑える作用があります。

グルコサミンをサプリメントなどで摂取すると、膝痛の元となっている関節組織の炎症を抑え

る効果があるため、痛みを和らげることができるのではないかと考えられます。

病院などで処方される鎮痛剤等に比べると副作用が少ないことが利点と気軽にサプリメントな

ら手に入れられることです。しかし、膝の老化や変形がひどく慢性的な痛みの場合はサプリメ

ントで痛みを緩和することは困難です。そういった場合は医師に相談をした方が良いです。

グルコサミンは関節痛の炎症を抑える作用があるため、膝の痛みを緩和できると考えられてい

ます。
ただしこれは膝の老化や変形がひどくない場合に限られますので、変形が重症化していたり、

慢性的な痛みの場合は病院の受診が必要です。

まとめ

膝の痛みや関節痛に効果的と有名なグルコサミンは軽い痛みなどには効果的でしょうが、変形

性や慢性的な痛みには効果が無いようです。またグルコサミンは加齢と共に減ってきてしまう

ので、膝の痛みが無い人等は早いうちに摂取をしていれば膝の痛みの予防に効果的と言えるで

しょう。また日頃からスポーツなどをしている人にもお勧めです。

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