アミノ酸の種類と効果③ 必須アミノ酸(フェニルアラニン・ヒスチジン・スレオニン)編

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アミノ酸は約500種類近く存在します。その中で人間に必要な種類の必須アミノ酸9種類と、非必須アミノ酸11種類に分けられ、必須アミノ酸の中のフェニルアラニン・ヒスチジン・スレオニン(トレオニン)ついての効果効能をまとめてみました。

必須アミノ酸(リジン・メチオニン・トリプトファン)

必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロンイシ)

非必須アミノ酸(アラニン)編

非必須アミノ酸(アルギニン)編

フェニルアラニンの効果

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フェニルアラニンとは体内で合成することができない必須アミノ酸で、肉や魚、卵、乳製品などに多く含まれ、アステルパーム配合の清涼飲料水や菓子などからも摂取することが可能。フェニルアラニンは肝臓で非必須アミノ酸であるチロシンに変換され、興奮性の神経伝達物質カテコールアミンの前駆体で精神を高揚させて活力を生み出す作用と、血圧を上昇させる効果があり。またフェニルアラニンを原料に人口甘味料のアステルパームが生成されており、清涼飲料水や菓子類、加工食品、ビタミン剤、医薬品などに利用されています。

フェニルアラニンは摂り過ぎても問題ないと考えられていますが、フェニルアラニンを過剰に摂取し過ぎると血圧を上昇させる効果があるため、高血圧を招き、心臓病などのリスクを高める可能性があります。フェニルアラニンの適量摂取は、リウマチや腰痛、片頭痛などの慢性的な痛みを軽減させ、うつ病などの解消する効果があるとされています。

主な効果として

・脳機能を高める効果

脳と神経細胞の間で信号を伝達する役割を持つ化学物質の神経伝達物質で、体内でノルアドレナリンとドーパミンに転換し、神経伝達物質として働きます。気分の落ち込みや無気力を緩和し、精神を高揚させるので、うつ症状の緩和や記憶力向上の効果があります。

・鎮痛効果

痛みを抑える効果があり鎮静剤として医療現場で利用されています。外傷、骨関節炎、慢性関節リウマチ、腰痛、片頭痛、神経痛、筋肉の痙攣、手術後の痛みなど慢性的な痛みを軽減させます。

・皮膚疾患への効果

フェニルアラニンは身体の中で生成されないため、食事などで摂取しなければなりません、

フェニルアラニンを含む食材としては

・大豆・高野豆腐
・小麦
・卵、チーズ、脱脂粉乳
・アーモンド・落花生・白花豆
・かぼちゃ・じゃがいも
・ごま
・肉類・魚介類

ヒスチジンの効果

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ヒスチジンとは子供の体内で合成することができないので子供には必須アミノ酸です、(大人は合成することができます)その為、子どもの発育期に欠かすことのできないアミノ酸です。ヒスチジンが不足すると体内の窒素のバランスが乱れ、皮膚疾患や神経系に異常が現れるので必須アミノ酸とされています。ヒスチジンは体内で成長に関するほか、神経機能補助の効果があり、また赤血球を形成する時に必要であるため、貧血の治療にも効果的です。他には紫外線による皮膚への刺激を軽減させるのでシミやそばかす、皮膚ガンの予防に効果があります。最近では食欲を抑制して脂肪燃焼を促進する効果があるので、ダイエット効果があるとされています。ヒスチジンが不足してしまうと、成長不良や神経機能の低下が起こります。大人の場合でも不足することによって皮膚トラブルや肥満などを引き起こす可能性があります。

ヒスチジンを過剰摂取してしまうと、ヒスタミンの血中濃度が増加し。ヒスタミンは神経伝達物質として働きますが、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を持つ方は、強いかゆみやじんましん、場合によってはショック症状を起こす事があります。

主な効果として

・成長を促進する効果

・慢性関節炎を緩和する効果

体内で交感神経を刺激するヒスタミンに変換され、外傷や薬などの刺激により血管を拡張する効果があり為、血管が拡張されることで、慢性関節炎の痛みやストレスをやわらげます。

・ダイエット効果

交感神経を刺激するヒスタミンに変換されることにより、神経機能に働きかけ、脂肪細胞において交感神経を刺激することで脂肪燃焼を促進する効果と食欲を抑制する効果もあります。

・脳神経を保護する効果

スレオニン(トレオニン)の効果

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スレオニン(トレオニン)とは体内で合成することができない必須アミノ酸で、鶏肉や卵、七面鳥、ゼラチンなどの動物性たんぱく質から摂取する必要があります。効率的に摂取するには、一般的に焼き魚よりも煮魚のほうが良いといわれています。スレオニンは成長を促進したり、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する効果があり、コラーゲンを合成するのに必要な材料のため、肌のハリを保つ効果があります。またグルコースを生成するのにも必要で、グルコースは必要なエネルギー源で、体を動かしたり、脳の栄養素になります。スレオニンが不足すると、食欲不振や貧血、体重の減少などを引き起こします。

主な効果として

・肪肝の予防効果

スレオニンは代謝を促すことによって肝臓への脂肪蓄積を防ぎ、脂肪肝を予防する効果があります。

・成長を促進する効果

・胃炎を改善する効果

スレオニンは胃酸の分泌のバランスを調整する働きがあるため、胃炎を予防する効果があり、食欲を増進させます。

・美肌効果

スレオニンは、体内でコラーゲンを合成する材料で、コラーゲンは、肌の真皮に存在し、ハリや潤いを保つ効果があり、スレオニンの積極的な摂取で肌の健康状態を保つ効果があります。

・髪の潤いを保つ効果

毛髪は主にケラチンと呼ばれるたんぱく質から構成されており、ケラチンを構成するアミノ酸のひとつであるスレオニンは髪の潤いとハリをつくるために必要な成分です。

まとめ

必須アミノ酸は何らかの形で経口で摂取するしかありませんので、不足しがちと思う方はサプリやローヤルゼリーで摂取するのをお勧めします。                   次回からは非必須アミノ酸についてまとめていきます。

必須アミノ酸(リジン・メチオニン・トリプトファン)

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