アミノ酸の種類と効果⑫ 非必須アミノ酸(チロシン)編

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L-tyrosine-skeletal

アミノ酸は約500種類近く存在します。その中で人間に必要な種類必須アミノ酸9種類と、非必須アミノ酸11種類に分けられ、非必須アミノ酸チロシン効果効能

まとめてみました。

必須アミノ酸(リジン・メチオニン・トリプトファン)

必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロンイシ)

必須アミノ酸(フェニルアラニン・ヒスチジン・スレオニン)

非必須アミノ酸(アルギニン)

非必須アミノ酸(アラニン)

非必須アミノ酸(アスパラギン)

非必須アミノ酸(L‐システイン)

非必須アミノ酸(グルタミン酸)

非必須アミノ酸(セリン)

チロシン

L-tyrosine-skeletal

チロシンとは、神経伝達物質の原料となり、うつ状態を改善する効果や認知症予防、ストレス解消、やる気の増加に役立つアミノ酸になります。体内では必須アミノ酸のフェニルアラニンから合成されます。また、神経細胞の興奮や抑制を伝達するアドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質の原料となります。ノルアドレナリンは分泌量が低下すると、無気力、無関心、うつ病などの症状を引き起こす原因になります。アドレナリンは血糖値を上昇させたり、心拍数や血圧を上げて血流を良くしたり、 痛覚を麻痺させるなどの効果あります。チロシンは他にも成長を促進したり、代謝や自律神経の調整を行う甲状腺ホルモンや、髪の毛や皮膚の黒色色素であるメラニン色素の原料となります。チロシンが生み出す甲状腺ホルモンは細胞の生まれ変わりを促進するので、子どもの成長には欠かせないホルモンです。この甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、交感神経が刺激されるため、動悸や手の震えが起こります。また甲状腺ホルモンが欠乏すると身体の代謝が正常に行われなくなり、集中力の低下やむくみ、心筋梗塞の要因となる動脈硬化や高脂血症を誘発するコレステロール値の上昇などを引き起こす原因になります。

チロシンが欠乏すると、甲状腺ホルモンや脳内で働く神経伝達物質の分泌が減少し、代謝活動の減衰やうつ状態を引き起こす恐れがあります。さらにメラニン色素の生成が妨げられるので、白髪の原因や、成長途中である乳幼児がチロシンの摂取不足になると発達障害や成長障害を引き起こす可能性があります。また過剰摂取し過ぎると、肌を紫外線から守る働きをする黒色色素メラニンが作られるので、肌のシミやそばかすを発生させやすくなります、他にも、チロシンは血圧の上昇を招くノルアドレナリンの量を増加させるので注意が必要です。

主な効果
  • うつ症状を改善する効果…チロシンは脳を興奮状態にしてやる気を起こさせるドーパミンや、脳を緊張状態にし集中力を高めるノルアドレナリンの材料となるため、うつ状態の治療に効果があります。
  • 集中力を高める効果…チロシンは脳を活性化させるドーパミンやノルアドレナリンの前駆体であることから、集中力を高める効果があります。
  • ストレスをやわらげる効果…チロシンは、ストレスや疲労を緩和する効果があります。
    人間は強いストレス状態では、アドレナリンやノルアドレナリンを消費し、小さなことでも攻撃的に反応しやすくなります。チロシンはアドレナリンやノルアドレナリンの前駆体となるため、神経機能を調節することでストレスを緩和する効果があります。また、チロシンは慢性疲労症候群を改善する効果があります。慢性疲労症候群は女性に多くみられる症状で、生活環境によるストレスなどが原因といわれています。
    チロシンは神経伝達物質を生成することで脳の働きを活発にし、慢性疲労症候群を改善する効果があります。
  • 白髪を予防する効果…チロシンは、体内でメラニン色素を生成することで黒髪を形成し、白髪を予防します。

チロシンの摂取方法

  • 乳製品
  • たらこ
  • ちりめんじゃこ
  • 落花生
  • アーモンド
  • 大豆

まとめ

チロシンは、ストレス解消や精神疲労回復に必要なアミノ酸になるので、日頃から摂取したいアミノ酸です。食事から摂取できないときには栄養価が高いローヤルゼリーからの摂取をお勧めします。

ローヤルゼリーの成分と効果効能

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